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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
9
:
名も無きAAのようです
:2013/04/13(土) 21:05:08 ID:WM1TjCNg0
【―― 1 ――】
学校にはいじめというものがある。
品のない人間が能力のない人間を詰ったり無視したり、場合によってはそれ以上の馬鹿馬鹿しい嫌がらせをするような、アレだ。
私もこれまでと何回か目にしてきていて、高校に入れば流石にそんな幼稚なことする奴はいないでしょーと思ってたら中学より多い人数がより酷い形でいじめに関わっていて辟易したのを覚えている。
「女子高生」という幻想を抱いていられたのはこの学校に入学して一ヶ月くらいのものだった。
一ヶ月も経てばグループができ、即ちいじめができる。
もう本当に嫌になる。あんな人達とは話したくもないけど、それでもニコニコ話さないと私もいじめられるので話すしかない。
私が所属するグループは率先してやっていないことが唯一の救いだった。
なんでこんなことをいきなり話し出したかと言えば、彼女――「朝比奈でぃ」というクラスメイトのことを語ろうとする際、まず最初の思い出として連なっている事柄がいじめに関するものだからだ。
高校二年生になって、同じクラスになって、席替えで隣の席にもなっちゃって。
その時に何かしらのこと(「これからよろしくねー」とか「部活何やってるのー?」とか)は話したと思うんだけど、申し訳ないが全く覚えていない。
多分、向こうも覚えていないと思うのでおあいこだが。
友達未満のクラスメイト、話さないわけではないが決して仲が良いわけではない。
私と彼女はそういう関係だった。
とりあえずは――――その時までは。
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