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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
764
:
名も無きAAのようです
:2013/11/12(火) 03:19:05 ID:FY4OK5Uo0
丸が幾つも重なったような模様の的――霞的の正鵠に、先ほど射られた矢が刺さっている。
僕の知る限り彼女が射を外したことは一度もない。
彼女、弓道部部長の幽屋氷柱は訊く。
li イ*゚ー゚ノl|「こんな朝早くにどうしたんですか?」
僕はまた少し悩んで答えた。
(=-д-)「はあ、大したことじゃないんですが……。最近、大神先生が亡くなったじゃないですか?」
li イ*-ー-ノl|「そうですね」
(= д)「それで……。はあまあ、上手くは言えないんですが……。悲しいな、みたいな」
li イ*゚ー゚ノl|「分かりますよ。私もあなたと同じように、ほんの数回ですが指導を受けた身ですから」
直接の弟子ではないし、そこまで深い仲ですらない相手だ。
自分も剣道や居合道をやるのでその関係で何度か練習を見てもらったことがあっただけ。
それだけだ。
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