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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
710
:
名も無きAAのようです
:2013/10/04(金) 14:21:08 ID:llSprxGo0
左斜め前にやや弓を押し開く斜面の構えをしていた彼女――幽屋氷柱は、指を離した。
弦を、打ち鳴らした。
『鳴弦』―――。
―――刹那。
五十を超えていた海魔達が同時に吹き飛び掻き消えた。
跡形も残らず全てだ。
極寒の地の早朝の空気のような澄んだ白色の魔力を乗せ放たれた浄めの音が迸り、一瞬間で空間を禊ぎ切ったのだ。
(;‘_L’)「なっ――ッ!!?」
彼の驚きは無理もなかった。
異形の軍勢が一瞬で祓われたのに加え、音に弾かれ地に落ちたその黒いクリアファイルの中身――転写した魔道書さえもが、清められてしまったのだから。
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