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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
699
:
名も無きAAのようです
:2013/10/04(金) 14:10:29 ID:llSprxGo0
【―― 10 ――】
あの警視さんに言った「文書」というのは正しくはないが嘘でもない。
大神という男が持っていたとされる文書――USBメモリは、ただの文書ファイルではなく魔導書のコピーであるからだ。
魔術師の常識ではフラッシュメモリに魔導書を記憶させるなど正気の沙汰とは思えないだろうが、そういう効果を元々の所持者は狙ったのだろう。
「まさか現代機械に記録されているわけがない」と。
加えて言えば、あれは電子の多寡で“0”と“1”を表しているのでプリントアウトしない限りはただのデータだ。
だからこそ、今の今まで気付かれずに保管することができていた。
保存されていた魔道書の名前は『螺湮城本伝』という。
より通りの良い名前でならば『ルルイエ異本』になる。
クトゥルフ神話は周知の通りフィクションだが、あの作品群の中には一部事実が含まれている。
その一つがルルイエ異本の存在だ。
言わば、あのUSBメモリに保存されているのは“本物のルルイエ異本(を写したもの)”だ。
内容は小説内で示されたものとほぼ同じだという。
ムーとルルイエについて、大いなる神クトゥルフとその眷属、彼等の海との関わり……。
リパ -ノゝ「ひょっとするとあの苗字は『大いなる神(クトゥルフ)』と『大神(狼)』のダブルミーニングだったのかもしれません」
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