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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです

685名も無きAAのようです:2013/10/03(木) 19:30:10 ID:kH3I6/no0
【―― 8 ――】


 井戸端会議というわけでもないが私とその何でも屋の青年、モララーは駐車場で話し込んでいた。
 捜査会議までにはまだ時間があり、そもそも私は一種の特権身分であるので課や係には縛られることがない。
 周囲の和を乱すことになるのであまり気が進まないが元々会議に出る義務もなかった。

 私はキャリアではないのでこの年齢で警視になることは異例だ。
 省庁における「準キャリア」や「推薦組」に近く、かつてある事件を解決した功績によって現在の地位を与えられている。

 階級は警視、役職は西部警察本部調査官などと言えば聞こえは良いが一種の左遷だ。
 帝都警察のお偉方に嫌われて地方に飛ばされただけだ。
 決して自棄になっているわけではないが警視なのに主な職務が書類整理なのはどういうことだろう。


( ・∀・)「いいんじゃんか。相●の特命係みたいでカッケーよ」

(‘、‘ノi|「なんだそれは」

(;・∀・)「アレっ、警察の人なのに通じない……? サブカル系は分からないことを学習して刑事ドラマのネタを使ったのに!」

(‘、‘ノi|「警察官だといって刑事ドラマを見ると思うとは随分安直だな。なあ、おい」


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