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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです

650名も無きAAのようです:2013/10/03(木) 18:55:11 ID:kH3I6/no0

 全てを諦めたような力ないそれではなく――――ちゃんとした、笑みとして。



『……良かった』



 その時の彼女の顔は覚えていない。
 でも、その時の暖かな背中と彼女の声は今も記憶に残っている。

 私を背負いながら言った、小さな言の葉。




『――――笑顔になって、良かった』




 きっと彼女も笑顔だったと思う。
 それは助けられて良かったと、見えるはずのない神様に感謝するかのような、これ以上ない笑顔―――。


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