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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
624
:
名も無きAAのようです
:2013/09/19(木) 04:46:10 ID:QwDmC5Uo0
【―― 8 ――】
彼女がここ、現在では俺達の家になっている旧高岡診療所にやって来た時、俺の中には二つの思いが到来した。
一つ目の「良かった」は彼女、人づてに事件に巻き込まれたと聞き及んでいた幽屋氷柱ちゃんが無事であること――逮捕されていないことに対しての安堵。
もう一つの「どうしたんだろう?」は文字通り、ここを訪れるという彼女の意外な行動に対しての驚きだ。
俺達を嫌っているわけではないとは、思う。
だから依頼をすることはないわけではないけれど、今回は依頼内容が予測できなかったのだ。
単純に遊びに来ただけ、そんな可能性はこの真剣な表情ではありえないだろう。
li イ*゚−゚ノl|「……ギコさん。あなたは何でも屋さんでしたよね?」
垂れ目の人はなんか悪巧みをしているように見える。
そんな話を小耳に挟んだことがあったけれど、目の前に座る氷柱ちゃんがいくら垂れ目でも、この真摯な眼差しでは「悪巧みしてそう」なんてつゆも思えない。
(,,-Д-)「いや、違うよ。俺はただの事件屋だから」
俺はそう返してお茶を薦めた。
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