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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
614
:
名も無きAAのようです
:2013/09/19(木) 04:36:08 ID:QwDmC5Uo0
『一つ目は……欠陥人間、かな。罪悪感がなかったり、そういうの』
『二つ目は?』
『殺人が日常である人間――僕みたいな人間。多分、さあ。昔の人は皆そうだったんだと思う』
僕の先祖もそうだったと思う、と続けた。
私が警察官の家系であるように彼は軍人の家系だった。
そして強要されたわけではなく、どちらも好き好んでその仕事を選んでいるわけだから血は争えない。
カエルの子はカエルではなくオタマジャクシだが。
人間の子は人間だ。
『三つ目はなんだ? なあ、おい』
『三つ目は人を殺したという自覚がない人間。大した殺意もなく人を殺す、人間の範囲が著しく狭い人間』
疑問が顔に出ていたのか、彼は説明を加えた。
『昔の宗教家とか、さあ。自分は人じゃなくて蛮族を殺したんだと思っていただろうね』
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