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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
533
:
名も無きAAのようです
:2013/08/09(金) 06:18:12 ID:eBS2hVw20
・《面影》
秋田県に伝わる生霊。
人が死ぬ直前にその魂が本人そのものの姿になって親しい間柄の相手の元に現れたり下駄の音を立てたりするという。
またこれは幽霊でありながら足のある姿で現れるとされる。
似た伝承は岩手県や青森県にも伝わっており、特に戦争中などでは盛んに噂されていた。
現実的に解釈をすれば、戦地や病院にいる大切な人のことを考えているうちに街を往く他人にその人の姿を重ねてしまって……というものなのだろう。
だがなんにせよ人の情や絆を思わせるロマンチックな伝承ではある。
もしかすると、ここにいないはずの誰かの姿を見るという意味の慣用句「面影に立つ」はこの霊が由来なのかもしれない。
・《菊花の約》
上田秋成によって著された妖怪小説「雨月物語」に納められた話の一つ。
漢語作品の「范巨卿鷄黍死生交」という説話を原案に持つ。
時代設定や人物は変更されているがどちらも友人と会う約束を果たす為に命を絶つ男の物語である。
作中で引用されている「人一日に千里を往くこと能わず、魂能く一日に千里をも往く」はそれに関係している。
この作品の主題は「交りは軽薄の人と結ぶことなかれ」という原作中の一文の通りである。
軽薄な者と親交を持つべきではない(≒親交を持つのは約束を必ず守るような誠実な相手が良い)ということでその為に重い友情の比喩としても使われる。
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