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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです

501名も無きAAのようです:2013/08/05(月) 03:52:12 ID:kLA0APMA0

 階段を上った辺りまでは前にいたのに、ちょっと目を話した隙に影も形もなくなっていた。
 我ながら自分の注意力散漫具合に呆れてしまう。

 やれやれだ、"Not again"。


 諦めるかどうかを本気で検討し始める一歩手前で、廊下の掲示板にポスターを貼り付けている新聞部を見つけた。
 学園モノでよくあるそれとは違い、この学校の新聞部は情報通はいないし噂好きというわけでもないしというか活動をほとんどしていない。
 基本的な活動は今やっているような校内の掲示物の貼り替えと行事の宣伝だ。

 吹奏楽部の演奏会のことだって私は新聞部が作ったポスターで知った。

 ……しかしそれは本来、教師がやるべき仕事なんじゃないかな?
 そんなことを思いながらも、黙々と作業を続けている部員に話しかける。


ミセ*゚ー゚)リ「あのー……」

/ ゚、。 /「はい?」


 長身ながら人に威圧感を与えない、穏やかそうな顔をしたこの先輩はなんて名前だったっけ。
 三年生で……。
 前まではよく同じ新聞部の小さな人と一緒にいた……。


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