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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
488
:
名も無きAAのようです
:2013/08/05(月) 03:39:15 ID:kLA0APMA0
朝比奈擬古という名の彼はただの神道系の大学に通う大学生ではなく、同時に非正規の家業である妖怪変化の専門家でもあるのだ。
それが好きでやっていることなのか嫌々やっていることなのかは置いておくとしてもとりあえず事実ではある。
……優秀かどうかはちょっと分からないけれど。
至極一般的な女子高生である私はこないだまで怪異が現実に存在すること自体知らなかったのだ、専門家として有能かどうかなんて分かるわけがない。
より正確には、怪異が引き起こした現象を、一度は確かに目にしていたのに私は信じようとしなかった。
訳の分からないことを――問題を、そのままにしておいた。
そう言えば、とこうして世界の裏側を垣間見、自分の問題を解決しようと思い始めた今は改めて疑問に感じる。
あの時私を助けてくれた、あの剣士さんは退魔師か何かだったのだろうかと。
もうロクに顔も思い出すことはできず、姿かたちも朧気にしか覚えていないけれど、刃のように鋭い目付きと携えていた長い日本刀はちゃんと記憶に残っている。
「名乗るほどの者ではない」なんてカッコ付けたことを格好も付けず言っていた彼女は今も生きているのだろうか。
ミセ*゚ー゚)リ「ちなみに今日はどんな問題なんですか?」
いつか機会があれば彼女のことも訊いてみよう。
そんなことを思いつつ、私は目の前の専門家さんに問いかけてみる。
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