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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです

328名も無きAAのようです:2013/07/06(土) 22:30:07 ID:iJgDDcdQ0
【―― 2 ――】


 もやもやとした感情を抱えながら一日を過ごし、俯き加減に歩いていると、校門のところで声をかけられた。
 ふんわりと可愛らしさが香るその声を私は知っている。


(゚ー゚トソン「ミセリさん」

ミセ*゚ -゚)リ「……どうも」


 人もまばらになってきた校内。
 声をかけてきたその人、病葉先生はちょいちょいと指先だけで小さく手招き。
 手繰り寄せられるように私は近づいていく。

 怖い人なのは、なんとなく分かるのに。
 どうしてか怖がることはできない不思議な彼女。

 年齢だけで言えば四、五歳くらいの差なのに女性としては長身である病葉先生の近くにいると、「私もまだまだ子供だなあ」なんて当たり前のことを思ってしまう。


(-、-トソン「―――ミセリ。あなたは、『ミセリ』という名前なんですね」


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