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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
282
:
名も無きAAのようです
:2013/06/22(土) 06:34:08 ID:cSkX3lNM0
(;#゚;;-゚)「部室の中で大きな音と叫び声が聞こえて……でも扉が開かないそうなのです」
場も弁えず口喧嘩を始めた軽音部二人を放置し、でぃちゃんが私に事情を説明した。
どうやら沢近さんは職員室か事務室まで鍵を取りに行ったようだ。
クリップを伸ばして鍵穴に突っ込んでいる先生はピッキングを試みているらしい。
彼女や熊谷さんが焦っているところから推測すると、中にいるのは軽音部部長の大丹生なのだろう。
あの男が一人になりたいからと言って部室に閉じ込もるのは中学時代から変わらないが、こういう場合は面倒なことになる。
以前も部室に蜂が出たとかで大騒ぎして、でもその時はすぐに中から開いたから大事には至らなかったんだけど……。
(;^Д^)「くそっ、もうちょい兄貴にちゃんと習っとくんだった……これじゃあ扉を蹴破った方がまだ早いか……?」
と、焦って素の口調が出始めた先生の肩に手が乗る。
結婚指輪が嵌められた白く美しい指先。
僅かに残った傷さえも彩りとなっているような、その人は。
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