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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
262
:
名も無きAAのようです
:2013/06/22(土) 06:14:07 ID:cSkX3lNM0
女の子、朝比奈でぃ。
顔に残る傷、右頬に薄く残っている斜めの傷痕などは化粧で隠せるだろうが、鼻の上を通るようにある一文字の傷は誤摩化しようがない。
けれどそんなものでは何ら損なわれることがない清楚な顔立ちは正直羨ましいほど可愛らしい。
セミロングくらいの長さの髪をポニーテール状に一纏めにした髪型は、彼女が真剣を振り回すところを見たせいか、何処か昔の剣客っぽく思えた。
尻尾のように揺れる黒髪の束は触ったら心地良さそうだ。
もちろん「尻尾のように」というのは比喩、専門用語で言うところの直喩法だが、彼女の尻尾を私は知っているのでまあ結構、現実味のある喩えと言えるかもしれない。
(#゚;;-゚)「研究授業……ですか、」
幾度か頷き、咀嚼するように言葉を繰り返すでぃちゃんは人ではない。
より正しくは「完全な『人間』ではない」。
人間と猫又のハーフである彼女は漫画によく出てくる『半妖』というものであるらしく、気を抜いてる時や有事の場合は猫の耳と尻尾が出、瞳が縦に裂けるのだ。
嘘のような本当の話。怪異。
その目で見なければ信じられない――それなのに限られた人でしか見ることが叶わない――彼女の秘密。
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