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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
240
:
名も無きAAのようです
:2013/05/26(日) 16:38:49 ID:ddSiRgaw0
・《催眠》
暗示を受けやすい変性意識状態のこと。またその状態に至らせる技術のこと。
勘違いされている方も多いが、催眠状態はオカルトでもなんでもなく現在においては脳科学で検証できる現象の一つである。
歴史上において催眠で有名な人物はメスメル以外にはフランスの神経科医ジャン・マルタン・シャルコーがいる。
元々が神経科医であり神経病を専門としていたシャルコーは医長として膨大な患者のデータを収集する過程で催眠療法や解離のデータを集めた。
また精神分析の祖であるフロイトの師でもあり、メスメルやシャルコーがいたからこそフロイトがおり、フロイトの次にユングが存在し、遥か先に現在の精神医学がある。
こういった催眠療法が確立されるまでは精神病は悪魔祓いに頼るしかなかったことを考えれば、その影響の絶大さは語るまでもない。
世間一般でこの催眠の評価が低い理由としては二つ考えられる。
一つ目がショー催眠などの見世物で、やらせを行った人間が多く存在したため。
もう一つがカルト宗教などで悪用されることがあるためだ。
・《線引き問題》
別名「境界設定問題」。『科学』と『科学ではないモノ』の線引きを何処でどうするか、という科学哲学における問題。
一般的には「検証ができる」「反証可能性がある」という二つの条件があるが、分類に苦しむグレーな分野は数多く存在する。
近年でもフロイトの精神分析などの精神医学や心理学は科学ではないという意見もあった(今もあると言えばある)。
現在では、脳科学の進歩によって催眠状態の脳波が計測できるようになったので、精神医学や心理学の多くの部分は科学とする見方が一般的。
この問題を語る上で極めて重要なことが二つあり、一つ目が「『科学』は現在も進歩し続けており現在の常識が覆されることも十二分にありえる」ということ。
もう一つが、「検証する科学者も人間なので心情・世相・常識・思想・周囲といった諸々のことに影響を受ける」ということである(尤もこれは社会科学的な視点なので異論もあるだろう)。
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