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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
238
:
名も無きAAのようです
:2013/05/26(日) 16:36:04 ID:ddSiRgaw0
・《フランツ・アントン・メスメル》
『動物磁気法』と呼ばれる治療法を編み出したドイツの医師。
ニューエイジ系の書籍や疑似科学の文脈で言及されることも多いが、彼はそもそもは普通の医師である。
グラス・ハーモニカや鉄の棒を使った一風変わった手法で患者を治療したと伝わる。
彼の逸話の中で最も信じられないもの(言い換えればオカルト的な話)は「盲目の人間の視力を回復させた」という話だろう。
……だが、そんな彼が最後の二十年間、何処で何をして過ごしたのかは記録に残っていない。
メスメルは人間の身体の中には流体が流れており、その流れが滞ることで病気が起こると考えていた。
彼の『動物磁気法』は対症療法中心の西洋では珍しい患者の自己治癒力を高めることを主眼に置いたものだった。
現代の精神医学や心理学的に解釈すると、メスメルは内因性または心因性の疾患に対し催眠をかけることで治療したのではないかと考えられる。
実際、現在の催眠療法では患者を変性意識状態(トランス状態)に置く為に音楽を流すことは方法の一つ。
その人生は報われたとは言い難いが、その存在は今の心理学に繋がっており、それは彼の名前が“催眠術(mesmerize)”の由来になったことからも窺い知れる。
・《ニューエイジ》
アメリカ西海岸発祥の社会運動であり社会思想。単なる宗教よりは一回り二回り広い概念(というよりも『宗教』の定義自体に議論がある)。
特徴だけを述べると「物質的な思考だけではなく精神的な思想を踏まえることで科学技術や現代社会を見直そう」というもの。
カウンターカルチャーの一つであり現在の政治思想的に言えば自由主義に属する。
「精神性を重視する」という考え方に関連してチャネリングなどオカルト的な手法を取ることもあるが、それは一側面に過ぎない。
エコロジー運動や女性の権利向上運動、人間性回復運動なども有名で、やはり『宗教』というよりも『思想』という方が正しい気がする。
……しかし一方でニューエイジからカルト宗教が派生発生することがあるのも事実ではある。
ちなみに、メスメルが触れられるのは『ニューエイジ 〜四つの重要な予兆』という本の中でである。
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