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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
198
:
名も無きAAのようです
:2013/05/25(土) 16:26:29 ID:RqAuxQOc0
日常的に使う言葉で言えば『共感能力』となるのだろう。
私が単に、怪異という存在を視認するだけだとすれば、ギコさんは五感をフルに使い更に奥深くまで感じ取る。
あるいはそれは意識を保ったままの簡易な憑依。
……でぃちゃんが心配している理由が、分かった気がする。
古いニュータイプの例を引くまでもなく他者の思念や意思を飲み込み続けていて本人に負担がかからないわけがない。
人間は他人の心が分からない。
だが皮肉なことに、本当に他人の心が分かるようになった際に待っているのは自我の崩壊だ。
私達は他人の心が分からないからこそ生きていけるのだ。
(#゚;;-゚)「ミセリさん。あなたが怪異を視ないことができないように、ギコさんは生きているだけで周囲の魔力と共鳴を起こす」
ミセ*゚ -゚)リ「…………なら、それって『能力』じゃなく『体質』って呼ぶんじゃない?」
(# ;;-)「そうですね、そうなのです。でもあの人はそういう体質を生かして生きていくことに決めてしまった。だから私は心配なのです」
だから私は心配なのです、と。
もう一度でぃちゃんは言った。
私はどう返答すべきか迷い、結局当たり障りのないことを言った。
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