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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです

173名も無きAAのようです:2013/05/25(土) 16:01:04 ID:RqAuxQOc0

 そうしてから次の三分はどうしますか?と訊ねてくる。
 答えは言うまでもない。


ミセ*^ー^)リ「じゃあ、あと何分か占って貰おうかな」

( ´W`)「……ワカリました。では次は、魔法の数式であなたの生まれたツキを当てましょう」


 生まれた月? 誕生月のこと?


( ´W`)「あなたの生まれた月に、4をカケテ下さい」

ミセ*-3-)リ「えっと……かけた」

( ´W`)「そのスウジに9を足した後、25をかけて下さい。最後に生まれた日を足す。ワタシに見えない場所でならデンタクを使っても良いデショウ」


 携帯で計算し、出てきた数字を伝えた。
 結果は言うまでもない――お爺さんは見事、私の誕生日(何月の何日かに至るまで完璧に)を言い当てた。

 そんな風に何分か過ごし、ファーストフード店で一番高いハンバーガーが一つ食べれるくらいのお金を使った後、そろそろお暇することにした。
 立ち去る私が手を振るとお爺さんも帽子を軽く掲げて返す。
 誰に今日のことを話そうかなと考えつつ、私はとても満足して帰路についたのだった。


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