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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
142
:
名も無きAAのようです
:2013/04/19(金) 20:57:14 ID:otC/LjQw0
・《尾裂狐(オサキ)》
関東の一部の山林で俗信が行われている狐の憑き物。
管狐などと同じく、それに憑かれた人間は発熱、精神異常、大食、奇行などが現れるとされ、また管狐と同じく主を裕福にするとされる。
ただあくまで使い魔のように“使役する”印象が強い管狐と違い尾裂狐は所有者の意思が関係なく、そもそも人ではなく家に憑く存在と伝わっている。
家筋に憑いた尾裂狐は滅多に離れることがなく故にオサキ持ち同士で婚姻していたらしい。
語源には様々な説があるが、最も有名なものでは九尾の狐が殺生石に化けた後、その破片が上野国(群馬県)に飛来し尾裂狐になったという伝承。
九尾の狐の尾が別れて生まれたものであるから「尾裂き」と呼ばれるようになった、というような話がある。
ちなみに関東の中で唯一東京には尾裂狐の伝承が伝わっていない。
それは江戸には関東八州のキツネの親分である王子稲荷神社、「お稲荷様」である『御饌津神(みけつのかみ)』が住む場所があるため。
尾裂狐他、お稲荷様以外の妖狐は大晦日、王子稲荷の狐火の日(関東全域の狐の妖怪が官位を求めて参殿する行事)以外では東京に入って来れないからだ。
日本の狐の人外の多様さ及びその階級の多さを象徴する話の一つである。
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