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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
111
:
名も無きAAのようです
:2013/04/19(金) 02:03:09 ID:otC/LjQw0
【―― 5 ――】
学校終わって、放課後。
私は例の場所にいた。
でぃちゃんからギコさんの「良かったら昨日の場所までおいで」との言伝を聞き、やることもなかったのでシャーっと自転車を走らせやってきたのだった。
宵闇ではおどろおどろしい感じしかしなかった山は、昼間、日の高い時間に見ると単なる小高い丘モドキだった。
木が生い茂っているので丘には見えないが、山と言うほどに高いわけじゃない、なんと呼ぶか困る類のその場所には既に二人の人がいた。
「だからよー。何度も言ってるが、こういう些細な用事で呼び出すのはさー……」
「ほらほら請負人、仕事なんだからちゃんとやって」
童顔に人の善さが滲む雰囲気、今日も昨日と同じくジーンズにパーカーの上に白衣を羽織っている。
今日の笑顔はちゃんと彼に似合っている。
路肩に停めたヤマハ・ビーノの座席に腰掛けているのはギコさんだ。
そして、もう一人。
上質なワインのような深い紅色の髪をした、不良っぽい感じで八重歯が目立つイケメン。
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