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ミセ*゚ー゚)リ 怪異の由々しき問題集のようです
100
:
名も無きAAのようです
:2013/04/19(金) 01:52:04 ID:otC/LjQw0
(;、; 川「死にたくない……死にたくないよぉ……。許して……誰か、助けて……」
(,,-Д-)「きっと君が殺してきた人達も、そんな風に思っていたんだろうね」
ギコさんは彼女にそれだけを告げて、背を向けた。
手を貸すことはなく。
ましてや、助けることはない。
縋るように伸ばされた消えかけの右腕を、瞼に映ったその残像を振り払うように背を向け、息を吐いた。
深い、深い溜息を一つ。
廃墟の暗闇に食われるように緩やかに薄れていく九尾は――今際の際はただ、すすり泣くのみだった。
(,, Д)「……慣れないよね、こういうのは」
いつまで経っても慣れないよ――と。
つい先程自分を殺そうとした相手の最後にも関わらず、彼は酷く哀しそうな顔をしていた。
慣れない。
今も。
敵だからといって容赦なく殺せる鬼には、なれない―――。
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