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( ^ω^)2012年芸術の秋ラノベ祭りのようです
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( ^ω^)ラノベ祭り投下及び報告スレだお
開催期間
11月18日(日)0時〜25日(日)23時59分
スレ立てを行った作品については、
作品URL
作品名
使用した絵のURL(任意)
以上のテンプレを使用して投下報告を行うこと
これがなければラノベ参加作品と見なされない
絵のURLについては、RESTさんのところからhを抜いて記載してくれればおk
スレタイに【ラノベ祭り】などの記載をするかは任意(宣伝効果はあるかもわからんね)
次スレは>>950を踏んだ人が立ててくれ
前スレ
http://jbbs.livedoor.jp/bbs/read.cgi/internet/13029/1348068145/
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スーツすげぇ
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川 ゚ -゚)「今日は刺しゅう糸を持ってきた」
('A`)「フランケンには、なりたくないです」
川 ゚ -゚)「スーツに縫うんだよ。ほらそのくたびれたのを貸せ」
('A`)「へいへい」
川 ゚ -゚)「…前から思ってたが、お前貧相な体してるな」
(;'A`)「余計なおせわだよ」
川 ゚ -゚)「ふむ…何を縫おうかな…
ドクオ、お前猫と犬どっちが好きだ」
('A`)「俺、鳥派なんだ」
川 ゚ -゚)「そうか、なら鷲を縫ってやろう」
('A`)「お前結構多芸だよな」
川 ゚ -゚)「く…私のモンゴルでの生活が役に立つと思ったのに…!」
('A`)「黒一色なのに、やたら芸術的なスーツにされてしまった」
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クー何者wwww
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モンゴルwwww
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川 ゚ -゚)「紙粘土だ」
('A`)「久々に大量購入したのを見た」
川 ゚ -゚)「そしてこっちが、この前のペンキの余りだ」
('A`)「全部使い切ったんじゃなかったのかよ…」
川 ゚ -゚)「二つを混ぜると45色ぐらいになる」
('A`)「ほうほう」
川 ゚ -゚)「これをお前に張り付けよう」
(;'A`)「待て待て、なんで顔につけようとしてるんだ」
川 ゚ -゚)「…スーツだけじゃだめなのかと思って」
(;'A`)「手を休めて!俺はまだ死にたくな…」
川 ゚ -゚)「黒い卵みたいになった」
チーン( A )←窒息中
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川 ゚ -゚)「今日はカラーサンドなるものを、買ってきた」
('A`)「えぇ…もう予想つくじゃん…」
川 ゚ -゚)「今回は寒色系でそろえたから、そんなに色は多くない」
(;'A`)「どうすんだよ、またボンドでくっつけるつもりか?」
川 ゚ -゚)「いや、これを飲んでもらおう」
('A`)
川 ゚ -゚)「内側から色がつくかもしれない」
(;'A`)「憶測で人の命軽んじないでくれる!?」
川 ゚ -゚)「一番細かくて水になじむ物を買ったから大丈夫なはずだ」
(;'A`)「いやあああ!やめてえええ!」
川 ゚ -゚)「ドクオに触れた瞬間から、色が黒になったから、駄目かなと思った」
(; A )「なら…飲ますな…ゴフッ!」
-
*****
川 ゚ -゚)「うーん…どうしても色がつかないな…」
(;'A`)「もう諦めろよ…俺は別に色がなくてもいいからさ」
川 ゚ -゚)「いや、私が納得いかない。お前に色をつけたい」
('A`)「…でも色の素材は、あらかた出尽くしただろ」
川 ゚ -゚)「そうなんだよ…」
川 ゚ -゚)「仕方がない。明日は、私の師匠に教えを請うか…」
('A`)「師匠?」
川 ゚ -゚)「私に絵を教えてくれている人だ」
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支援
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('A`)「おお…お前、俺以外に人と交流があったのか」
('A`)「2年近く、毎日俺のところに来るから、友達みたい人がいないのかと」
川 ゚ -゚)「失礼な、ちゃんと周りと付き合いはある」
川 ゚ -゚)「ここには、来たいから来ているわけで」
(;'A`)「そんなに色をつけたいのかよ」
川 ゚ -゚)「…とにかく明日こそ、お前に色をつけてやるからな」
(;'A`)「妙なことは教わってくるなよ…」
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川 ゚ -゚)「むぅ…」
('A`)「なんだ、浮かない顔して」
川 ゚ -゚)「色の付け方を師匠に聞いてきたんだがな」
(;'A`)「あぁ…」
川 ゚ -゚)「今までの考えに少しもなかったものだから、意表をつかれた」
(;'A`)「やだどうしよう、俺の心臓めっちゃ鳴ってる」
川 ゚ -゚)「…まあいいか」
川 ゚ -゚)「ドクオ」
(;'A`)「なんだよ」
川 )A`)チュッ
('A`)
(;'A`)「うおおおおおおっ!?」
-
川 ゚ -゚)「人に色をつけたいと言ったら、『照れさせるのが一番よ!』と、師匠に言われてな…」
川 ゚ -゚)「感情方面で色をつけるなんて、考えたこともなかったな…」
(;'A`)「おま…それだけの、ために…!」
川 ゚ -゚)「…言ってなかったが、私だって、どうでもいい男のところに
わざわざ2年間も通い続けはしないんだ」
川 ゚ -゚)「まぁ『色をつけてやる』という意地もあったけど」
(;'A`)「…それは、まさか」
川 ゚ -゚)「あぁ、そうだよ」
川 ゚ -゚)「ドクオ、お前が好きだ」
-
(; A )「…」
川 ゚ -゚)「はじめに会った時は、暗い顔で辛気臭かったからな、
色でもついたら、お前の笑顔でもみれるかと思って」
(; A )「なんだそりゃ」
川 ゚ -゚)「お絵かき大好き幼女だったって言っただろう
絵には感情を揺さぶる力がある
色があるから、より一層感情を表せると信じてたんだ」
川 ゚ -゚)「今思えば、モノクロで表現される絵もあるから、全部がそうと、本当は言えないんだがな。
それでも、色さえつけば、ドクオは笑ってくれると…」
川 ゚ -゚)「…ふふ、短絡的な考えだったかな」
( A )「…あぁ、かなり」
( A )「でも、お前は俺なんかに構う物好きな奴だったからな
その言い分も納得だよ」
川 ゚ -゚)「言ってくれるじゃないか……ん?」
( A )「何か?」
川 ゚ ー゚)「…さすが師匠だ、やったかいがあったよ」
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お前の顔『赤』に染まったな
…うっさい
おわり
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No.1のこちらの絵を使わせていただきました
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/1.jpg
ちなみに出てきた色は実際にあるものです
ありがとうございました
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乙乙!
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乙!
何故かこっちが照れたwww
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おおお、またNO.1か!
こういう発想も面白いなぁ
おつー
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おつ! 軽快だ
壁|ω・`) ところで他に投下する人いなかったらしたい
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したい?
違うだろ!「投下する」と言え!
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すまん、ありがとう
では投下します
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wktk
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ある晩の、ある物語です。
大きな月を前に、柔らかな耳を持った男が立っています。
赤いマフラーと黒い装束が似合っておりました。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/106.png
( `ー´)「ふふ……赤い月。
俺様に相応しい夜だぜ」
( `ー´)「この、月夜の番人ネーノ様にな!」
( `ー´)「はーっはっはっはっはhh(^ω^ )「ブーン!!」ドグァ
(;`ー´)「ぐっほぅ!?」
おやおや、何かがネーノにぶちあたりました。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/112.jpg
小さく柔らかそうな物体でしたが、なかなかの速度でぶち当たったので、ネーノは痛そうです。
その物体を、ひょいとつまみあげました。
-
( `ー´)「てっ……てめぇ、ホライゾン! またか!」
( ^ω^)「お!? ネーノさま!
はっ、ブーン、つい楽しくてまたハイスピードで……」
(#`ー´)「いい加減にしろ、お前は! 俺様の式神という自覚を持て!」
( ´ω`)「お……すみませんお……」
( `ー´)「……ふん、まあいい。そろそろ奴と決着をつける刻限だ。
行くぜ、……ブーン」
( ^ω^)「はいお!」
赤いマフラーをなびかせ、ネーノは地上へと降りてゆきます。
その装束の端に、ブーンと呼んだ小さな人形をくっつけて。
.
-
その頃、地上のある墓地で。
( ∵) ゴエエエ
( ∴) ゴエエエ
黒い十字架に囲まれ、怪しげな蝙蝠たちが飛んでいました。
それらと月を背景に、黒いスーツとマント、シルクハットを被った男が立っていました。
顔には傷があり、その耳はふさふさとしております。
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/113.jpg
( ФωФ)「クク……いい夜ではないか。
我輩に相応しい、美しき月夜の晩である」
( ФωФ)「傷目の吸血鬼、ロマネスクに!」
( ФωФ)「ふはははははははhげっほごほごえええ」
むせました。
蝙蝠たちが心配そうに、羽で背中を叩きます。
-
( ФωФ)「すまぬ、ビコーズ、ゼアフォー……」
( `ー´)「はははっ! ざまぁネーなロマネスク!」
( ФωФ)「貴様、ネーノ!」
そこに、空からネーノが降りてきました。
びしりと指をさして宣言します。
( `ー´)「今日が決着の時!」
( ФωФ)「いいだろう、勝負をつけてやる!」
負けじとロマネスクも宣言します。
( ФωФ)「我輩の勝利でな!」
こうして、勝負は幕を開けたのでした。
.
-
しゅっ
クナイが飛びます。
ごうっ
風が呻ります。
( `ー´)「たああああっ」
( ФωФ)「はああああっ」
気合の声が木霊し、光と轟音が辺りに満ちます。
そして。
( ∵) ゴエ
( ^ω^)「お? くれるのかお。ありがとだお」
( ∴) ゴエ
奇妙な人形と蝙蝠たちは、仲良くお茶を飲んでいました。
-
(#`ー´)「てめえ使い魔にどういう教育してんだあああ!」
(#ФωФ)「それは貴様の式神もだろうがあああ!」
( `ー´)「てめえに言われる筋合いはネー!」
( ФωФ)「ブーメラン乙w」
( `ー´)「っせえ! 何が傷目の吸血鬼だよ!
ちっさい頃ひっかかれて、消毒液が怖くて放置した結果だろうが! 傷目(笑)」
( ФωФ)「んな、貴様、幼少の頃の話を持ち出すとは……!
貴様こそ、番人などと言いつつ、未だ幼少の頃の位のままであろうが! 番人(笑)」
(#`ー´)「何だと!?」
(#ФωФ)「ああん!?」
-
おやおや、闘いは罵り合いに発展してしまいました。
その頃、式神と使い魔はというと、
( ^ω^)「あ、煎餅貰ったのあげるお」
( ∴) アリガト
( ∵) ヘイワ
すっかりとくつろいでいたのでした。
もう一度主人たちを見てみますと、
(#`ー´)「ロマのマヌケ」
(#ФωФ)「ネーノのウスノロ」
(#`ー´)「ばーかばーか」
(#ФωФ)「あーほあーほ」
罵り合いではなく、小学生以下の口喧嘩になっていました。
-
( `ー´)「はあはあ」
( ФωФ)「ふうふう」
( ^ω^)「うまいおー」
( ∵) センベエウマイ ( ∴)
( `ー´)「…………」( ФωФ)
( `ー´)「……きょ、今日はこれくらいにしてやらあ」
( ФωФ)「ふ、ふん、命拾いしたであるな」
( ^ω^)「あ、終わりましたかお」
( ∵) オツカレサマ
( ∴) キョウハヤイ
-
( ФωФ)「はあ……喉が渇いたのである。至急AB型の若い血を持ってくるのである」
( `ー´)「俺様も疲れたぜ。おい、生きのいい精気、液状で持って来い」
(;^ω^)「ちょ、今からとか大変だお!」
( ∵) ブーブー
( ∴) ツカイマツカイアライ
( `ー´)「口答えしてんじゃネーノ! さっさと行って来い!」
( ФωФ)「至急と言ったら至急である!」
( ;ω;)「うわああああんっ」
(;∵) ゴエエエエ (∴;)
( `ー´)「まったく、式神教育も大変だぜ……」
( ФωФ)「うむ、厳しくせねばな」
こうしていつもの通り、二人の壮絶な闘いは幕を閉じたのです。
式神と使い魔も、いつも通りほのぼのした後、こき使われておりました。
この後、主人たちがグレープジュースとトマトジュースを口に含み、吹き出したのは別のお話。
.
-
( `ー´)月夜のばんに、のようです( ФωФ)
おわり
-
オチがかわいいw
乙
-
ブーンとビコーズに和むわー
-
( `ー´)月夜のばんに、のようです( ФωФ)
>>264-273
使用作品
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/106.png
(ラノベ祭り作品No.106)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/112.jpg
(ラノベ祭り作品No.112)
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/113.jpg
(ラノベ祭り作品No.113)
ありがとうございました!
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またかわいらしいのが…
おつ!
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ほのぼのイイ!
乙!
-
ほのぼの可愛かった乙
-
今更抜け発見268と269の間に
(#ФωФ)「待てい! 茶など出してやる必要なかろうが!」
(#`ー´)「お前も飲んでんじゃネー!!」
( ^ω^)「だって暇だお」
( ∵) ヒマ ( ∴)
を脳内補完お願いしやすorz
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投下します
-
lw´‐ _‐ノv
皆の衆おはようこんにちはこんばんはごきげんようはじめまして
私の名前は素直シュール 素直の素に、素直の直で素直シュール
この世の悪を殺菌するため、一人で便利屋を営んでいる
lw´‐ _‐ノv モグモグ
今日も今日とて、いつもの茶屋でおにぎりをもぐもぐ
季節は春、変質者も多いこの時期は様々な依頼が来る、油断はならない
桜が舞い散る中、愛刀のシューちゃん丸を片手にお客を待つ日々である
桜舞い散り過ぎて花びらが口の中に入った 春ファック
从 ゚∀从 ・・失礼 アンタがシューって奴かい?
ザッ
lw´‐ _‐ノv む? なんだい、君は
从 ゚∀从 仕事の依頼をしにきたんだが・・
lw´‐ _‐ノv !
桜をペッペッしている隙に早速仕事が舞い込んできた
ふふ、なんだか今日の依頼者は懐が暖かそうだぞ
どうでもいいが依頼者とイライジャ・ウッドって似ているな 何してんだろイライジャ・ウッド
lw´‐ _‐ノv便利屋シューちゃんと愛刀シューちゃん丸の冒険のようです
ttp://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/3.jpg
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さくらなんか食べちゃえよ支援
-
lw´‐ _‐ノv (うーん似てる・・ 似てるぞイライジャ・ウッド・・ 依頼者・・ 依頼者・ウッド・・)
从 ゚∀从 それでだな・・ 早速だが、仕事の内容は・・
lw´‐ _‐ノv (イライジャ・ウッドって名前、覚えやすいよな ロード・オブ・ザ・リングのアレでしか見たこと無いのに凄いよな)
从 ゚∀从 ・・・・で、その護衛なんだが、問題は・・
lw´‐ _‐ノv (ん? いや待てよ・・ なんか家族がスパイのコメディ映画で・・ 一瞬だけ出てきていた様な・・ なんだっけ・・)
lw´‐ _‐ノv (うーん いや思い出せんな まぁ至極微妙な映画だった気がするからいいか・・)
从 ゚∀从 ・・で、ちとそこが不安で・・・・
lw´‐ _‐ノv (いやしかし癪だな・・ なんだっけかなー シリーズものだった気がするんだけどなぁ スパイ・・)
从 ゚∀从 ・・・・ってわけなんだが、どうだ 頼めるか?
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
从 ゚∀从 ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv あ
从 ゚∀从 え?
lw´‐ _‐ノv スパイ・キッズ3だ
从 ゚∀从 は?
-
从 ゚∀从 な、何の話だ?
lw´‐ _‐ノv え? イライジャ・ウッドの話だけど・・
从 ゚∀从 イライジャ・ウッド・・? 誰だそれ・・
lw´‐ _‐ノv え? イライジャ・ウッドしらんの?
从 ゚∀从 知らんけど・・
lw´‐ _‐ノv マジかよ・・ 君、イライジャ・ウッド知らんのか 同じ人間とは思えんぞ
从 ゚∀从 話が飲み込めんのだが・・
lw´‐ _‐ノv ほら、ロード・オブ・ザ・リングってあったじゃん あのホビットの、ほら
从 ゚∀从 ホ、ホビット?
lw´‐ _‐ノv ほら! あの小さい種族のさ! なんか居たじゃん! 主人公の!
从 ゚∀从 ・・? いや、ロード・オブ・ザ・リング知らないんだ、すまん
lw´‐ _‐ノv !? 知らんの!? マジかよぉ〜・・ 話して損した・・ イライジャ・ウッド知らん依頼者・ウッドとかやる気なくす・・
从 ゚∀从 す、すまん 今度視るよ ・・で、それがどうしたんだ
lw´‐ _‐ノv いいよ、もうどうでもいい・・
从 ゚∀从 はぁ・・
-
みてるよ支援
-
从 ゚∀从 で、その・・ 話戻していいか
lw´‐ _‐ノv え? 話って・・ 何の?
从;゚∀从 だから仕事! 仕事の話!
lw´‐ _‐ノv 仕事? 仕事って・・ イライジャ・ウッドの? それともイライジャ・ウッドが演じてるホビットの?
从;゚∀从 いやイライジャ・ウッドはもういいよ! 仕事の依頼の話をしたいんだよ!!
lw´‐ _‐ノv あー・・ そっちか
从 ゚∀从 そっちだよ・・
lw´‐ _‐ノv イライジャ・ウッドに興味ないの?
从 ゚∀从 興味無いよ・・ びっくりするほど興味無いよ・・
lw´‐ _‐ノv 私はあるのに・・
从 ゚∀从 そ、そう・・
lw´‐ _‐ノv ああ・・
从 ゚∀从 ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
从 ゚∀从 そろそろ話していいかな・・
lw´‐ _‐ノv どうぞ
-
从 ゚∀从 で、仕事の内容ってのは俺の護衛なんだが
lw´‐ _‐ノv ふむ、君の護衛か
从 ゚∀从 ああ アンタはそんな幼いナリでも腕が立つって評判だからな、是非頼みたいんだ 金ははずむぜ
lw´‐ _‐ノv ああ、それなら構わない 引き受けよう
从 ゚∀从 そ、そうか! 恩にきる!
lw´‐ _‐ノv そういえばイライジャさんの名前を聞いてなかったね、名前はなんていうんだい?
从 ゚∀从 え? イライジャ?
lw´‐ _‐ノv は?
从 ゚∀从 え?
-
lw´‐ _‐ノv イラ・・ 何?
从 ゚∀从 え? いや、今「イライジャさんの〜」って・・
lw´‐ _‐ノv は? 「依頼者」って言ったんだけど
从;゚∀从 え、え? そう?
lw´‐ _‐ノv 君の名前だよ! 「イライジャさんの名前は〜」ってイライジャ・ウッドはイライジャ・ウッドに決まってんだろ!
他に何があるってんだ! イライジャ・ウッドが世を忍ぶ仮の名だとでも言うのか!
从;゚∀从 す、すまん・・ ちょっと気が抜けてたみたいだ・・
lw´‐ _‐ノv 全く、話の腰を折らんでもらいたいな! こっちは真面目に聞いているというのに! ぷんすか!!
从;゚∀从 悪かったって・・ 聞き間違えただけだよ・・
-
lw´‐ _‐ノv ・・あれ? もしかして
从 ゚∀从 な、なんだ
lw´‐ _‐ノv 本当はイライジャ・ウッドに興味あるんじゃ・・
从 ゚∀从 いや無いけど・・ どうでもいいよ・・
lw´‐ _‐ノv あぁ、そう・・ まぁいい 気を取り直してっと・・ 君の名前は?
从 ゚∀从 あぁ・・ 俺の名前はハイン、ハインリッヒ高岡だ よろしく頼むぜ
lw´‐ _‐ノv ハインか、いい名前だね
从 ゚∀从 そうか、ありがとう
lw´‐ _‐ノv で、護衛のイライって、詳しくはどんな内容のイライジャ?
从 ゚∀从 は? イライジャ?
lw´‐ _‐ノv え?
从 ゚∀从 ん?
-
支援
-
lw´‐ _‐ノv 何?
从 ゚∀从 え? いや、だからまた・・ 「どんな内容のイライジャ」って・・
lw´‐ _‐ノv はっ・・? 「どんな内容の依頼?」って聞いたんだけど
从;゚∀从 いや、でも確かに・・
lw´‐ _‐ノv 君の依頼内容に決まってんだろ! だからイライジャはイライジャに決まってんだろ!
この世にどんな種類のイライジャがいるってんだよ! イライジャ・ウッドは世界で一人だろうが!!
从;゚∀从 わ、分かったって・・! すまん・・ 俺の聞き間違いだよ・・
lw´‐ _‐ノv さっきからなんだってんだ全くッ! 話の腰折りまくって!
腰が骨折しまくって脊髄損傷してるよ! ぷんすかぷん!!
从;゚∀从 だからごめんって・・ もう折らないから・・
-
lw´‐ _‐ノv で、どんな内容だって?
从 ゚∀从 ああ・・ 実は地獄峠をこえて向こうの村に行きたいんだ
lw´‐ _‐ノv ほう あの盗賊が出没しまくるという地獄峠か
从 ゚∀从 そうなんだ 女の一人旅じゃとてもじゃないがこえられん
lw´‐ _‐ノv なるほど、そういうイライジャ〜 そういうイライジャったら何の問題もないぞ、任せろ
从 ゚∀从 ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
从 ゚∀从
lw´‐ _‐ノv
lw´#‐ _‐ノv おい! なんで無視するんだよ!?
从;゚∀从 え!?
-
lw´#‐ _‐ノv どうして何の返答もしないんだ君! こっちが話かけたら返せよ!
キャッチボールってそういうんもんだろ!?
从;゚∀从 いや、話の腰おらない方がいいのかなって・・
lw´‐ _‐ノv は!? 今の返答してなんで腰おるの!? 返さないことでコシ折ってますけど!?
さっきから腰がもう腰じゃなくなってますけど!? もはや腰と言う名の蛇腹状のなにかですけど!?
从;゚∀从 だってイライジャって聞こえた気がしたから・・
lw´‐ _‐ノv 今のは言いましたよ!? イライジャって言いましたよ!? 二回もイライジャかましましたけど!?
从;゚∀从 お前もう面倒臭いな! イライジャかましたのかかましてないのか判断つかないよ!!
lw´‐ _‐ノv かます時はかますよ! カマシライジャだよ! ちゃんと気をつけてよそこんとこ! ぷんすかぷんぷんぷん!!
从;゚∀从 しらねーよ!!
-
lw´‐ _‐ノv もうっ、ほんと気をつけてくれよな・・ じゃ、早速行くか
从 ゚∀从 え!? もうか!?
lw´‐ _‐ノv この程度朝飯前だ とっとと行こう
从 ゚∀从 そうか! 頼もしいな!
lw´‐ _‐ノv さしずめ、君がイライジャ演じるフロド、そして私が君をサポートするサムって所かな
从 ゚∀从 ・・・・あ、そうだね そんな感じだね
lw´‐ _‐ノv え? 君、ロード・オブ・ザ・リング見てないんでしょ? 「そんな感じ」ってどんな感じ
从 ゚∀从 ・・え? いや、まぁ、なんつーか・・ うーん・・
lw´‐ _‐ノv 別に無理して話合わせなくていいよ 逆にそういうのイライラするし
从 ゚∀从 あ、うん・・
lw´‐ _‐ノv ほんっとイライジャする
从 ゚∀从
lw´‐ _‐ノv
lw´‐ _‐ノv 今のカマシライジャ
从;゚∀从 (やべぇコイツ超めんどうくせぇ・・)
-
lw´‐ _‐ノv とにかく行こうか
从 ゚∀从 そうだな 行こうk・・ あれ?
lw´‐ _‐ノv む? どうした
从 ゚∀从 なんか裸足みたいだけどそれでいいのか?
lw´‐ _‐ノv ああ 裸足がポリシーでね
从 ゚∀从 大丈夫なのか?
lw´‐ _‐ノv ああ、慣れれば問題ない
从 ゚∀从 へー、そういうもんか
lw´‐ _‐ノv ホビット族も裸足で歩いてるからな
从 ゚∀从 そ、そうなんだ・・
lw´‐ _‐ノv とはいえ、例えばイガイガの栗、もしくはイライジャの栗とか踏んづけたら流石に痛いよ
从 ゚∀从
从 ゚∀从 カマシライジャ?
lw´‐ _‐ノv カマシライジャ
从 ゚∀从 うん・・
lw´‐ _‐ノv うん
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イライジャいつまでひっぱんだよwwww
-
lw´‐ _‐ノv わかってきた?
从 ゚∀从 まぁ・・ うーん・・ ちょっとだけ
lw´‐ _‐ノv そうかそうか 良い感じ良い感じ
从 ゚∀从 そ、そうかな・・
lw´‐ _‐ノv じゃ、早速君のイライを遂行しにイコウジャライジャ
从 ゚∀从 ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
从 ゚∀从
lw´‐ _‐ノv
从 ゚∀从
从 ゚∀从 腰は・・
lw´‐ _‐ノv 折れてないよ!
从 ゚∀从 そうか・・ そうか・・・・
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そろそろイライジャがゲシュタルト崩壊
-
lw´‐ _‐ノv じゃ、今度こそ行こうか
从 ゚∀从 えー・・ なんか・・ なんかなぁー・・
lw´‐ _‐ノv ? どしたん
从 ゚∀从 いや、そのさ・・ 仕事・・
lw´‐ _‐ノv え? 何?
从 ゚∀从 やっぱこの仕事、なかったことにしてもらいたいっていうか・・
lw´‐ _‐ノv !? は!? 今更!? 何!? どういうこと!?
从 ゚∀从 だって面倒くさいし・・ なんかもういいや、他の人探すよ・・
lw´‐ _‐ノv 面倒くさいって何が!? 一度イライジャしたんなら最後まで突き通さライジャ!!
从;゚∀从 だからそこッ! そこが面倒臭いだよッ!! もういい、やっぱ無しね! そんじゃッ!!
lw´‐ _‐ノv !? 待ってよ、おい! ダニエルか!? ダニエル・ラドクリフなら良かったってのか!?
やっぱりハリー・ポッターの方がいいのか!? おおーい!! おおおおおおおおおおおい!! お・・
-
lw´‐ _‐ノv ・・・・・・
lw´‐ _‐ノv ハァ・・
逃走するハインを呆然と見ながら、また腰を下ろす
一度仕事の依頼をしておいてやっぱやめるとか意味わからん
どうしてこうも酷い依頼人が多いのだろう、今回も愛刀シューちゃん丸の出番が無かった
lw´‐ _‐ノv あ、桜・・ ペッペッ
桜の花びらがまた口の中に入った 春ファック
春ってのは嫌な季節だ、こうも私を憂鬱な気分にさせる
きっとハインとかいうのも、この時期に現れる変質者の一人だったんだろう
そう考えてみたら自分の着物も春っぽい柄で嫌になってきた
lw´‐ _‐ノv 春とかマジでキライジャ・ウッド
おあとがよろしい感じがするのでここでお別れしよう
え? よろしくない? よろしいよ、よろしまくりだよ
これでよろしくないっていうなら世間の何がよろしいっていうんだよ、ぶっ殺すぞ
それでは皆の衆またいつか、別の仕事であいまみえよう
-おわりぁ-
-
おわりです
途中でイライジャ・ウッドの絵も使おうと思ったのですが、restさんを隈なく探してもイライジャ・ウッドの絵がありませんでした
クリント・イーストウッドならもしや、と思ってもそっちの絵もありませんでした 残念で仕方がありません、皆さんも気をつけて下さい
no.3の人、素敵な絵をありがとうございまシジャ
-
おつwww
なんだよこれはくっそwww
-
乙でシジャ
-
在るわけねーだろwwww
乙
-
-おわりぁ-ってなんだよww
乙
-
乙!
面白イライジャ
-
オツイライジャ!www
-
>>276
一番最初の絵って№107じゃね?
-
投下します!
-
>>309
うっわあああ何という間違いを
ご指摘ありがとうございます
>>264,274は作品No.107です、ごめんなさいごめんなさい
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外に降りしきる雨を、私は暗い気持ちで眺めていた。
大粒の雫がしたたかに打ちつけられ、地面はぐずぐずと形を変えていた。
ミセ*-⊿-)リ「はぁ……」
雨の日は母の機嫌がとりわけ悪い。
湿気で膨らむ髪を持て余し、じきに癇癪を起こす。
それが終わればドレスを延々と選び、召使い達に当たり散らすのだ。
忠実な彼等は、文句一つ言わずにひらすら彼女の願いを叶えようとする。
('、`#川「使えない子ね! 私がやるから櫛を持ってきて! 」
召使い達を叱咤するヒステリックな声が、屋敷中に響き渡った。
じめじめとした陰気な屋敷の中で、母だけが浮いていた。
ミセ*-⊿-)リ「……。」
母はおそらく病気なのだ。年中絶え間なく着飾り、毎夜、夜会に出掛けている。
自身が美しくあり続ければ、幸せでいられると信じて疑わない。
父が彼女を見捨て、家に寄りつかなくなってからは、その願いはより強固なものとなった。
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ミセ*゚ー゚)リ「嫌だわ。私までくさくさしてしまて。」
こんな日、私は母の鏡面台を見に行く。
結婚のお祝いに、と曾祖母が贈った嫁入り道具だった。
幼い頃、年長の召使いが、それがいかに素晴らしいものだったかを話してくれた。
それはそれは、愛情がたっぷり詰まった贈り物でしたよ、彼女はそう言った。
当時を思い出してか、口許には笑みを浮かべていた。
巧みに声色を変えて、語られる昔話は小さかった私にとっては、まるでお伽話のように輝いてみえた。
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wktk
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召使い 「見て! 何て贅沢な装飾なのかしら! 」
召使い 「鏡のてっぺんに彫り込まれた女をご覧なさいな。まるで、アフロディテのように綺麗だわ。」
('、`*川「……。」
馬車に揺られてやってきた素敵な贈り物は、賞賛の声と共に迎え入れられた。
余所のものと比べると、幾分か小ぶりな鏡面台だった。
しかし、シルエットは頭から爪先まで、寸分の狂いもなく優美なライン描き、その小さな体には、贅をこらした装飾がたっぷりとあしらわれていた。
特に、鏡の最上部に彫り込まれた少女は、溜息がでるくらい美しかった。
('、`*川「あんな古臭いもの、私が使えるわけないじゃないの。早くどこかへやって。」
母は鏡面台を一瞥すると、使おうとしなかったらしい。
なにぶん生まれる前の話なので、真偽のほどはわからない。
けれど、今でも行き場を失ったそれは、滅多に使うことのない客間にそっと置かれていた。
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私が彼女を見つけたのは、五つのときだった。
ある日、夜中に一人でいる寂しさに耐えかねて、私は屋敷の中をさまよっていた。
思い返してみれば、半ばべそをかきながら暗い廊下を一人で彷徨いていたように思う。
幾分か歩いてあるうちに、心も随分落ち着いて、誰もいないのならあの鏡面台を探してみようと思った。
素敵な鏡面台、愛情のこもった贈り物――。
当時は気がつかなかったが、多分私は自分と真反対のものを、一度目にしてみたいと思ったのだろう。
漸く鏡面台のある客間にたどり着き、彼女を見た瞬間を私は今でも忘れない。
あまりの美しさに思わず感嘆の声をあげたのだ。
そして、心を奪われたのだから。
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ミセ*゚ー゚)リ鏡面台の少女のようです
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/109.png ◆No.109
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来ない来客のために用意された客間は、冷え冷えとした空気で満たされていた。
静まり返ったこの部屋の隅に、彼女はひっそりと鎮座している。
ミセ*゚ー゚)リ「……。」
傷つけないように、慎重に模様を指先で辿る。
瞳を閉じれば、目がくらむような色とりどりの花が私を招き入れてくれた。
ミセ*-⊿-)リ「菫に時計草、露草……」
鏡面台の緩やかに内へ膨らんだ脚から引き出しまでは、野茨が我が物顔で手足を伸ばす。
その隙間を縫うように、菫、鈴蘭、時計草、……おそらく、東洋の植物であろう珍しい植物たちが咲き乱れる。
その様子はまるで、お互いを絞め殺し合っているようだ。
ミセ*゚ー゚)リ「いつみても、本当に綺麗……」
目を開けて、少女を見つめる。
茨に手足を縛り付けられ、まるで磔のようになった少女は、相変わらず美しさを湛えてそこにいた。
傍らには、極楽鳥が忠実な従者のように寄り添っていた。
ミセ*゚ー゚)リ「きっと、鳥は彼女を助けたいのね」
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私は再び目をつぶり、空想の世界に身体を預ける。
お伽噺の世界に入り込むと、母の怒鳴り声も、まるで遠いもののように思えた。
少女を助けんがため、極楽鳥は空を飛ぶ。しかし、いやらしい野茨は獲物を見逃さず、その美しい飾り羽根に絡みつく。
翼は蔓に締めつけられ、傷ついた彼は墜落する。
地に落ちた肉は腐り、やがて甘い腐臭を漂わせるのだ。
きっと、少女は絶望するに違いない。
彼が死んだことに、零れ落ちた涙を払うこともできない己の身の上に……。
ミセ*;ー;)リ「何てかわいそうなの」
こんなにも美しいのに。
美しさが幸せをもたらすなら、なぜ彼女の許にそれは訪れないのだろうか。
ミセ*つー;)リ「神様は、不公平だわ」
泣くことすら許されない彼女への慰めに、自分の頬に伝う涙を拭う。
ミセ*゚ー゚)リ「できることなら代わってあげたいわ。あなたの不幸が何より沁みているのは、私だもの。」
私は少女と二人きりの時間を存分に満喫していた――はずだった。
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――――ソレハ、ホントウ?――――
声がした。
張り詰めた静寂をそっとなでるような、微かな、息を殺してじっとしていなければ聞こえないような声だった。
ミセ;゚ー゚)リそ「誰!? 」
ここにいるのは、私一人きりなはずだった。
あたりを見回すが、依然として、部屋は静謐で重厚な空気を保っていた。
ミセ;゚ー゚)リ「誰も…いないわね」
気のせいだとわかり、強張った身体の力を抜いた――刹那、視界は暗闇に捕らわれ、絡めとられていった。
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川 ゚ -゚)「あぁ、やっと外にでられた」
ミセ;゚ー゚)リ『何が起きたの? 』
目の前に映るのは鏡面台の少女。
堅く冷たかった頬には血が通い、薔薇色に輝いていた。
彼女はひどくせいせいとした顔していた。
赤い唇が弧を描き、笑みの形となる。
灰味がかった瞳が私を見つめていた。
本当に、私を見つめていたのだろうか?
違う、鏡面台を見ていた。
ミセ*;ー;)リ『私をここから出して頂戴! 』
客間ではないどこかに私はいた。
菫に鈴蘭、かつて何度も指でなぞった花々が咲き誇る。
だらしなく蜜を滴らせ、絡み合う様子はひどく淫らだった。
野茨は鬱蒼と茂り、蔓が私を捕らえて離さない。
川 ゚ -゚)「無理だよ。金物の喉で、声が出せる訳がないだろう? それに、君が言ったんじゃないか。【代わってあげたい】って。」
川 ゚ー゚)「そこから出たいのだろう? ならば、待つことだ。いつかお前のような少女が訪れる。」
【そして、つけいれば良いさ。この私のように――】
ちなみに私は百年待った、そう言い添えると、彼女は艶然と微笑んだ。
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('、`#川「ミセリ、どこにいるの!? 」
母が金切り声をあげている。
夜会の準備ができたに違いない。
早く行かなければ、母に叱られてしまう。
なのにどうして私の世界は極彩色で彩られているのだろうか?
川 ゚ー゚)「さようなら、心優しいお嬢さん。今度は君の番だ」
川 ゚ -゚)「ここにいます! お母様。」
('、`*川「あぁ、ミセリ。こんな所にいたのね。さぁ、はやくいらっしゃい。もたもたしていたら、夜会に遅れてしまうわ」
母はイライラした調子で彼女にまくしたてる。
胸元が大きく開いた、毒々しいドレスを身に纏った女は、ソレが娘でないとは気づかない。
-
ミセ;⊿;)リ『お母様、違うのよ! ソレは私じゃない! 』
叫んで訴えようにも、鋼の喉では思うようにままならない。
川 ゚ー゚)「あははは! 」
“ミセリ”は醜く顔を歪めて笑う。
それでも、美しさは一欠片も損なうことはなかった。
('、`*川「どうしたの? 急に笑い出したりなんかして、気味の悪い。さっさと服を着替えて頂戴」
川 ゚ -゚)「はい、お母様」
('、`*川「さぁ、行きましょう」
彼女達が何を言っているのか、もはや聞いていなかった。
扉が閉まり、部屋に闇が訪れても気にならなかった。
私の眼前に広がるのは、茨が蠢く醜くも美しい、楽園だけだったのだから。
――――あぁ、もうすぐ私の許へ極楽鳥が飛んでくるのだろう。そして彼が朽ち果てるまで、嘆くに違いない。
物語が始まった。
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以上です。
素晴らしいイラストを使わせて頂きました。
本当にありがとうございます。
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乙!
文章が綺麗だな
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怖いけどきれいだ・・・乙
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クー怖い…
乙でした
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乙
素敵だった
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勢いだけで書いちゃった短編を投下するよ!
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(´<_`;) おい、ブーン……本当にここ大丈夫なのか?
( ^ω^) 間違いないお!ここにブーンの仲間の気配がするんだお!
( ´_ゝ`) んー、風の精霊が祭られてるようには見えないな、野良精霊か?
(´<_` ) こんなじめじめした洞窟にいる精霊とか大丈夫か?
( ^ω^) おーん……。身動きが取れなくて困ってるみたいだお。
( ´_ゝ`) ん?じゃあドクオの仲間か?
(;'A`) 大地の精霊を何だと思ってんだ!封印されてるかもってことだよ!
( ´_ゝ`) めんごめんご。
(´<_` ) 古い上に反省ゼロとは流石だな兄者。
( 'A`)( ´_ゝ`)試練の旅路のようです(´<_` )(^ω^ )
( ^ω^) ……で、結局行くのかお?
(´<_` ) そうだな……。封印されてるかもしれないとなると、行ったほうがいいかもしれないな。
( *´_ゝ`) 俺らは仮にも精霊使いだからな。困ってる精霊は助けるもんさ!
('A`) 精霊使い『見習い』な。
( *´_ゝ`) こまけぇこたぁいいんだよ!
(;'A`) 反抗的な精霊の制御とか出来ないままなんだろ?そんなんで大丈夫か?
( ´_ゝ`) そんときは逃げるまでだな、母者のおかげで逃げ足には自信がある。
(;'A`) わー……。ドックン不安でいっぱーい……。
(´<_` ) ま、協力的なのを祈るしかないな。
( ^ω^) ブーンがいるからきっと大丈夫だお!きっといい精霊だお!
(;'A`) そうだといいんだが……。
-
(´<_`;) 中はいっそうとじめじめしているな。
( ´_ゝ`) じめじめっていうかびちゃびちゃ?ドクオ、頼むぞ。
('A`) あいよ、俺達の周りの地面をできるだけ固めればいいんだな?
(´<_` ) ブーン、バランスを崩したときは頼むぞ。
( ^ω^) まかせるお!風を流してアシストするお!
( *´_ゝ`) よし、行くぞ!洞窟探検だ!
(;'A`) うわ、予想より遙かに空気が悪いな……。
(´<_`;) ずっといたら肺がカビそうだな……。ブーン、空気の洗浄も頼む。
( ^ω^) おまかせあれ!だお!
( *´_ゝ`)ノシ おーい、弟者ー!見てみてこれー!
(´<_` ) なんだ兄者、何を見つけたんだ?
( *´_ゝ`)つ ほーれ、まだ動いてる冬虫夏草。
(´<_`;) うわっグロッ!何を見つけてきてんだ!
(;'A`) つーか、虫が生きてるのにキノコ生えてるのか?おかしいだろそれ。
(´<_`;) ……。
ホーレホーレ( *´_ゝ`)つ(^ω^;)ヤメルオー
(´<_` ) 確かにおかしいな……。普通は虫が動かなくなってから発芽するんだよな?
( ´_ゝ`)つ ん、じゃあこの冬虫夏草は、ここにいる精霊の影響なのか?
(;'A`) だとしたら相当強力な精霊だな……。本当に大丈夫かよ?
( *´_ゝ`)つ 逆にラッキーかもだぞ?試練の地に向かうのに強力な精霊がいるのは心強いし!
( ^ω^) おっきい精霊なら、乗って飛べちゃうかもしれないおね!
( *´_ゝ`)つ なにそれ!楽しそう!
(´<_` ) ま、うまくいったらの話だけどな。
(;'A`) つーかいつまで持ってるんだよそれ……。
-
(´<_` ) 段々足場が整ってきたな。
( ´_ゝ`) 明らかに人の手が入ってるな、本当に封印されてるのか。
( ^ω^) 気配は段々強くなってるお!間違いなく、この先に風の精霊がいるお!
('A`) それにしちゃ守りが薄いな。罠すらないなんて、封印するほどの精霊じゃないのか?
( ´_ゝ`) 封印されてるんじゃなくて、引きこもってるだけだったりしてな。
(´<_`;) 嫌だろそんな精霊……。
( ^ω^) んー、でも、引きこもり精霊は珍しくないお?
('A`) 強い精霊ってなんかメンタル弱いのが多いんだよなー。
(´<_`;) 嫌な事実を知ってしまった……。
( ´_ゝ`) どっちにせよ普段は暇そうだよな、大地を操るとか大迷惑だし。
(;'A`) 大地の精霊に恨みでもあんのかお前は!
( *>_ゝ<) えへへ☆ドックンはわるくないよ!ごめんね!
('A`) イラッ
(´<_` ) イラッ
( ^ω^) イラッ
( ´_ゝ`) ひどくない?
-
( ´_ゝ`) 露骨に神殿っぽい感じになってまいりました。
(;^ω^) すでにブーン3人分くらいの気配になってるお……。
(´<_`;) 気配というか威圧感だなこれは。ピリピリする。
(;'A`) 俺はもう気配だけで吹き飛ばされそうだ……。
( ´_ゝ`) きつそうだな、俺のポケットに入っとくか?
(;'A`) あーうん、そうする……。
(;゚A゚) ……ってわあああ!なんでさっきの冬虫夏草が入ってんだよ!
( ´_ゝ`)つ いやなんかキャッチアンドリリースするのも忍びなくて。
(´<_`;) そのまま持ってきたのか、流石……いや、素直に引くわ。
( ´_ゝ`)つ ひどくない?
( ^ω^) 駄目だお兄者!ちゃんと元いた場所に帰さないと可哀想だお!
ソンナコトイウノハコノクチカー( ´_ゝ`)つ(^ω^;)ヤメルオオオオオ!!
(´<_`;) ……まぁ、持ってきたものは仕方ないし、このまま進むか。
(;'A`) マジかよ……。じゃあ兄者ずっと手に持っとけよ。俺がポケットに入れん。
リョウカーイ( ´_ゝ`)つ(^ω^;)
(´<_`;) (後々どうしようかなぁアレ……。)
-
( ´_ゝ`)つ あれ?行き止まりか?壁がパックリ開いてるぞ。
(´<_` ) 見事に空が見えてるな。
( *´_ゝ`)つ ウヒョー!高い!なんだここ面白えええー!!
(;'A`) おい危ねーぞ。落ちたらどうする気だ。
( *´_ゝ`)つ 落ちたらブーンが助けてくれるさ!
(;'A`) そんな人任せな……。
(´<_` ) おーい、兄者!ドクオ!
(;^ω^) 二人ともこっちに来てくれおー!
( *´_ゝ`)つ お、どうしたんだ?
(´<_` ) ここに竜の石像があるだろ?ここに精霊が封印されてるらしいんだ。
(;^ω^) 気配はここからで間違いないお。でも解除方法が問題なんだお。
(;'A`) はあ?どんな解除方法なんだ?
(´<_` ) ……生贄がいるらしい。
(;゚A゚) なっ……!生贄ェ!?
( ´_ゝ`)つ そりゃまた随分と大変な封印だな。
(;'A`) うーん……。精霊の仲間は助けたいけど、旅の仲間を差し出すのは……。
(´<_` ) 無理だろ?だからここはスルーしようと思うんだが。
( ´_ゝ`)つ なあ弟者、その生贄をどうすれば封印が解けるんだ?
(´<_`;) ん?そこの祭壇の上で生贄が命を絶てばいいらしいが……。
( ´_ゝ`)つ ふむ、ナルホド。
-
( ´_ゝ`)つ [冬虫夏草] スッ
( #´_ゝ`)つ Σ[自主規制]そ チェストォッ! グチャァ!!
(´<_` ) ……。
( ´_ゝ`) ……。
(;'A`) ……。
(;^ω^) ……。
( _ゝ ) 無理……だったか……。 ガックリ
(´<_`;) そりゃ無理だろうよ!何がイケると思ったんだよ!!
::( _ゝ ):: 冬虫夏草……!短い間だったけど……お前のこと忘れないよ……!
(;'A`) 今だかつて無いほどショック受けてるよ!どんだけ冬虫夏草気に入ってたんだ!!
( _ゝ ) クソッ……!!意味も無く命を奪いやがって……!!何が風の精霊だ!!
(;^ω^) とどめ指したのは兄者だお!風の精霊何も関係ないお!!
ピカッ!!
(´<_`;) うおっ!まぶし!何だ一体!?
( 。ФωФ) おお、全ての生き物に対する愛情……!感動したのである!!
(´<_`;) ……どちら様?
(;'A`) 弟者!そいつ、そこに封印されてた精霊だ!
(´<_`;) 何!?
-
( 。∩ωФ) うむ、我は風の精霊に属する者、風竜ロマネスクである。 グシグシ
(´<_`;) 風竜?竜なのか?
( ФωФ) いかにも、我の本来の姿はそこにある石像のような姿をしている。
(´<_`;) はぁ、じゃあなんでそんなちまっこい姿に?
( ФωФ) このほうが話しやすいからな、威厳を伝えられぬのは少々残念だが……。
(´<_`;) はぁ……。
(;^ω^)ノ あのー、質問よろしいですかお?
( ФωФ) む、お主も風の精霊か。良いぞ、ドンドコ聞け。
(;^ω^) ど、ドンドコ?えーっと、何で封印されてたんですかお?
( ФωФ) 平たく言うと邪魔だったからであろうな。
( ФωФ) 我がここに住んでいたことと、精霊を利用して政治を行っていたからである。
(;'A`) 精霊を利用した……政治?
( ФωФ) うむ、神の声が聞こえる〜ってやつである。どっちかというと宗教であるな。
(´<_`;) つまり名前だけ利用されてたのか。
( ФωФ) そういうことであるな。本心を伝えると政治にならぬから封印されたのである。
(;'A`) ナルホド……。
-
( ФωФ) 解除方法に慈愛の心が必要なのも簡単に復活させないためであろう。
(´<_`;) は?慈愛?
( ФωФ) そこには書かれておらぬが、復活には生贄への愛情が必要なのである。
( 。+ω+) 生贄は愛したものでなくてはならず、殺した後に心からの謝罪をせねばならないのだ。
( 。ФωФ) 千年近く封印されていたが、先ほどのものほどの深い謝罪は初めてみたであるよ。
(´<_`;) (ついさっき拾った冬虫夏草にそこまでの感情を抱いていたのか、兄者……。)
(;'A`) (兄者って一体……。)
(;^ω^) (千年に一度の逸材……なのかお?)
( 。ФωФ) 何はともあれ、我を復活させてくれたのだ。暫くは力を貸そう。
(´<_`* ) おお!本当か!
( ФωФ) 精霊は嘘はつかないのである。さあ、先ずは何をするか?
(´<_`* ) そうだなー、先ずは……
( _ゝ ) (´<_`* )
( _ゝ ) (´<_` )
( _ゝ ) (´<_`;)
(´<_`;) 兄者を元気付けてくれないか……。
(;ФωФ) ああ、なるほど、先ほどの一件でダメージを受けているのだな……。
-
(!i _ゝ )ズーン
(;ФωФ) ええと、兄者殿、先ほどの話は聞いていたであるか?
(!i´_ゝ`) ああ……。うん……、一応……。
(;ФωФ) 聞いていたなら説明が省けるのである。兄者殿、我は竜である。
(!i´_ゝ`) うん……。それが……?
( ФωФ) 我に乗って空を飛んでみないであるか?
(!i´_ゝ`)
( ´_ゝ`) そら……?
( ФωФ) うむ、空である。
( ´_ゝ`) そら……。空……。
( *´_ゝ`) 空!?空、飛べるのか!スゲェ!!
( ФωФ) うむ、飛べるであるよ。乗るであるか?
( *´_ゝ`) 乗る!乗るよ!みんなで乗ろう!
( *´_ゝ`) 待っててくれ!みんな呼んでくるよ!
<オーイ、ミンナー!
( ФωФ) ……。
(;ФωФ) 単純であるな……。
( ФωФ) ……まぁ。……だからこそ、あそこまで純粋であるのだろうが、な。
<アニジャ、タチナオルノハヤイナ……
<タンジュンダオー!
<ア、チョットマッテ、トウチュウカソウノオハカツクルカラ……
<オハカ!?ココニツクンノ!?
-
( *´_ゝ`)ノ よし!準備完了だ!
( ФωФ) うむ、では我の背中に乗ると良い。
(´<_`* ) おお、本当に竜だ。
(;'A`) どこに乗っても落っこちそうで怖いな……。
( *^ω^) ブーンは並んで一緒に飛びたいお!
( ФωФ) よし、全員準備はいいか?行くぞ!
http://boonrest.web.fc2.com/maturi/2012_ranobe/e/11.jpg
( *´_ゝ`) うおおおお!すっげぇ!本当に飛んでる!
(´<_`* ) はしゃぎすぎて落ちるなよー?
(;゚A゚) うわわわわ!落ちる!落ちる!
( *^ω^) おっお!落っこちたらブーンが拾うから安心しろおドクオ!
( *´_ゝ`) よーし!このまま全速前進だー!
( ФωФ) うむ、任せるのである!!
( *´_ゝ`) うっひょおおおお!これだから旅は楽しいぜ!流石だな!俺ら!!
(´<_`* ) ああ、流石だな!兄者!!
(*'A`)( *´_ゝ`)試練の旅路のようです(´<_`* )(^ω^* )
---------------おしまい!---------------
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異常です。なんかごめん。
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兄者ww
-
乙
冬虫夏草…
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