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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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「思い」ってのは、実に厄介な代物でね。
その文字の通り「おもい」のさ。
「重い」んだよ。
どの時代、どの世界でも、人のそれは実に厄介だ。
押しつぶし、動けなくなり、最後にはぺしゃんこ。
ああ、そうだな。
俺もそうさ。
そのせいで全部無くした。
そこで俺は考えたわけだ。
なくしてしまえばらくじゃないか。
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('A`)「ちょっと問題児でさ。
隠れてタバコ吸って、停学とかしてた奴なんだよ。
ただ暴力振るったり陰気なことしたりする奴じゃなかった。
けど、そんなんだからあんま友達とつるむ事もしなくてさ。
ほら、この学校真面目じゃん、結構」
ξ゚−゚)ξ「一回、体育で兄者が具合悪くした時にね、保健室に運んでくれたの。
それからだよね?仲良かったの…」
('A`)「親友とかそこまではいかないみたいだったけど…
たまにゲームの貸し借りとかしてたみたいだしな」
( ^ω^)「…兄者…」
右腕から血を滴らせたまま、兄者はじっと動かない。
皺の寄る弟者のセーターを見ながら、ブーンは目を細める。
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支援
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きたきた!支援!
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(*゚−゚)「兄者君、とにかく、腕の傷を治しましょう?
そのままじゃ具合までどんどん悪くなっちゃうわ。…ね?」
兄者の顔を覗き込みながらしぃがそう諭す。
ようやく身動ぎをして顔を覗かせた兄者は、小さくこくりと頷いた。
泣いてはいない。
けれど下唇を噛み締めたせいか、そこから少量の血が出ている。
弟者がゆっくりと身体を離すと、兄者はふらふらと近くの椅子へと向かった。
( ´_ゝ`)「…すいません…」
(*゚ー゚)「大丈夫よ。
こちらこそ、ありがとう」
弟者に支えられながら椅子に腰を掛ける兄者に、しぃは小さく笑う。
青くやわらかい光がしぃの手元から発せられるのを見ながら、ツンは隣にいたブーンの裾を引っ張った。
ξ゚−゚)ξ「…ねえ、ブーン」
( ^ω^)「お?」
ξ゚−゚)ξ 「どう、なっちゃうのかな…」
小さく声を零す。
ブーンの部活の主将が化け物になった。
クラスメイトが化け物になった。
町中が化け物だらけになった。
死ぬかもしれない、自分たちもああなるかもしれない。
やはりどう内容を噛み砕いても、納得する事はできそうになかった。
( ´ω`)「…ツン…」
大切な人が不安がっていても、ブーンにはどう答えていいか分からない。
きっと、ここにいる誰もがこの問いには答えられないのだ。
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('A`)「…これから、どうしましょうか…」
あの状態の兄者に今後を問うのは、些か酷だ。
ドクオが腕を組みながら呟くと、隣にいたギコは目を伏せて唸った。
(,,-Д-)「うーむ…」
校舎の中も安全とは言い切れなくなった。
更に襲われた場合、狭い室内は動きにくく、戦闘には不向きだ。
一旦街に出て、バリケードが張られているという場所まで行った方が
生存の可能性は高くなるのではないか。
(,,゚Д゚)「…やはり、外に出てみるしかないのか…」
(;'A`)「隠れるところがない分、危険ですけど…
やっぱりそれしかないですかね…っ!?」
ドクオが賛成しかけた所で、上の階から轟音が鳴り響いた。
地震のように床が揺れる。
ξ;゚⊿゚)ξ「こ、今度は何よ!!」
(;^ω^)「お、おっ!?」
ぱらりと天井から粉が降った。
鉄筋コンクリートで出来ている校舎はとても頑丈なはずだが、それがみしみしと音を立てている。
(;'A`)「え、えええ!?」
揺れが激しくなる。
地震の横揺れや縦揺れではない。
何かが、突き抜けてくるような。
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(;,,゚Д゚)「しぃ!!」
(*;゚−゚)「きゃあ!!」
(;´_ゝ`)「っと…、つっ!」
腕が完治していない状態で、揺れに耐え切れず転びそうになったしぃを兄者が受け止めた。
それを後ろから弟者が支える。
と。
その上からみしりという音が鳴った。
(´<_`;)「…何だってんだっ…!」
弟者が、持っていた双頭槍を兄者の左腕に持たせる。
そのまま兄者としぃを一気に片手ずつ抱え込んだ。
天井が歪む。
上部から圧迫されるように歪んで、その形が丸みを帯びる。
びしりと、音を変えたと思った瞬間に。
天井がひび割れた。
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今回はここまで。
また…漫画がないぜ…
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ぽてとさん?
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乙乙
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面白かったわ
乙!
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漫画も小説も楽しいぞ!乙!
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乙!続きが毎度楽しみだ!!
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( ´_ゝ`)巨大あらまきを拾ったようです(´<_` )
http://vippic.mine.nu/up/img/vp100349.jpg
タイトルに弟者いるけど妹者のがいい気がしてきた。
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>>953
父者涙目ww
あらまきはこれからの季節重宝するな
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トトロw
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>>953
とびだせよ!ってなんとなく修造風ですな
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ジブリwwwwwwwww
兄者と通信したいわ
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何かと思ったら修造だった
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展開で凄い迷っていることがあって停滞中…すみません…
( ^ω^)+(´<_` )
http://vippic.mine.nu/up/img/vp100916.jpg
筋肉は楽しいですね!!
明日夜中あたりに再開できたらしたいですが、帰りが深夜なのでとんでもない
時間になるかもしれません…
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上の絵流血注意で…!書き忘れた…
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依存は
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ただの
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/ jjjj _
/ タ {!!! _ ヽ、
,/ ノ ~ `、 \ 2人ともええ体だね
`、 `ヽ. ∧_∧ , ‐'` ノ どうだい?僕とマッスルしなかい?
\ `ヽ(´・ω・`)" .ノ/
`、ヽ. ``Y" r '
i. 、 ¥ ノ
`、.` -‐´;`ー イ
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停滞ェ……
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なんだいまの流れwww
よっしゃwktk!
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なんだこの流れwww
兄弟への皮肉かww
帰りが深夜…楽しみだが
無理はするなよ
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あかん、今帰宅でちょっと描けないorz 朝方投下しますすいません…
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おー大変だなお疲れ
待ってる!
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そろそろくるか?
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今日の夜中らへんくるかなーwktk
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ここまで一気読みした。
なんだこの素晴らしい読み物!! 全力支援!!
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遅くなってすみません…!またのんびり投下いきます
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不自由なく暮らしてきた。
昔から続く大地主の家系に生まれた僕は、金に苦労した経験なんてない。
それが当然であったし、当たり前だった。
今もそれは変わらない。
しかし、それはそれでとても退屈なものだ。
100年以上の歴史を持つマンモス校を営む僕の家系。
当然そこに入った僕は、ありきたりな幼稚園生活を送った。
さて、そこで友人たちを見ながら僕は考えた。
何をどうすれば、この面白みのない生活を変えられるのかと。
一通り観察しながら、僕はある一点に気づく。
泣くもの。
笑うもの。
怒るもの。
悲しむもの。
喜怒哀楽。
それは知っている。
けれどそこにいる子供達は皆、そんな言葉には閉じ込められない感情を見せていた。
泣くにもたくさんの泣くがあること。
笑うにもたくさんの笑いがあること。
感情は一つだけではない、そしてそれに伴う表現も多種多様。
僕は観察を続ける。
子供の反応、大人の反応、人々の表情、言動、その他諸々。
そしてその後に見るのは、木々、虫たち、動物たち、生き物たち。
人を比べ、その他を比べ。
僕はここに高揚感を求めるようになった。
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そうして小学校に上がる頃、僕はある一つの夢を描くようになった。
人とは何か。
人と他の動物の違いとは何か。
何が人に感情を与え、何が人に影響し、何が人を人と成り立たせるのか。
表情、意識、知識、感情、脳、身体、心、人となるすべての要素。
調べたい、調べてみたい、解明してみたい。
僕の何もかもで、人という生き物を調べつくしてみたい。
僕は夢を描いた。
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その翌年、政財界にも名を馳せていた祖父が亡くなり。
全てを継いだ甘い父は、僕に惜しみない、金、という力をくれた。
僕は実行することにした。
人を調べるという場所を作ること。
大っぴらに出来ることは数少ないが、人材を集めるのに適した場所ならすでに手の中だ。
学校。
幼子から社会人になるまでの、人間が出来る一番大切な課程を過ごす場所。
一人一人、全てを調べてやりたい。
研究し尽くしてやりたい。
素晴らしい人材を大量に集め、それらをすべて見尽くしてやりたい。
ああ、なんて面白そうなことだろう。
退屈だろうと感じたこれからの人生は、途端に色を変えたのだ。
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地鳴りのようなもの凄い揺れと音。
それと共に職員室の天井が歪み、一気にひびが入った。
ばらばらとコンクリートが降ってくる。
(;^ω^)「ツン!!」
ξ;>⊿<)ξ 「きゃあああ!!」
(;'A`)「は、端に逃げろ!急げ!」
(;,,゚Д゚)「しぃ!!」
(;^ω^)「ギコ先輩、危ないですお!!」
揺れの激しさであまり身動きが出来ない中、ギコが駆け出そうとするのをブーンは慌てて止めた。
兄者の手当ての為に部屋の中央近くに移動していたしぃは、兄者と共に弟者の腕の中だ。
(´<_`;)「…クソっ…!」
弟者は天井を見上げながら舌打ちする。
二人を抱えながらこの揺れの中走るのは困難だと、瞬時に悟った。
とにかく走る。
弟者は体勢を変えると、思い切り床を蹴った。
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キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
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書き込んだとたんになんかすごい展開がキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!!!
明日仕事だけどこれは眠れないwwww
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*すみません訂正
弟者は天井を見上げながら舌打ちする。
二人を抱えながらこの揺れの中走るのは困難だと、瞬時に悟った。
しかし、このままでは潰される。
とにかく走れ。
弟者は体勢を変えると、思い切り床を蹴った。
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http://vippic.mine.nu/up/img/vp101232.jpg
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ねみぃ...
だが支援だ
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本編がこんな緊迫してる時にすまん
弟者がぱっと見ものすごいムキムキでポーズとってるように見えた
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寝てくれww漫画1枚で1時間使うからww
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寒くて寝れないあんんでヒ¥−ター壊れても歌
支援
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>>982
もうそれにしか見えない
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>>984
日本語じゃなくなってんぞwwwwwwww
つ荒巻
これでしのぐんだ!!
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テスト勉強支援
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64
http://vippic.mine.nu/up/img/vp101235.jpg
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今日はここまで。
次からは新スレ立てた方がよさそうかな…
凍死するなよ!暖かくして寝ろよ!!テスト勉強もがんばれよ!!
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イケメンン登場等おつ
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( ´_ゝ`)巨大あらまきを拾ったようです(´<_` )
ぬくぬく編
http://vippic.mine.nu/up/img/vp101241.jpg
マジで最近寒すぎる
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>>991
もふもふううぅぅぅ
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荒巻切実に欲しい
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>>982
お前www
絶対許さない、絶対にだ!
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63の絵がないのは、ミス?
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ID違うけど作者です。
63無いのはミスです、すみません…!!
描いた時にPCの中で付ける番号がすでに間違ってました…
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>>982のせいで弟者が(´・ω・`)にしか見えなくなった
責任とれよオウ
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うおおおおおモララー生徒会長かっけええええええええええええええ!!!
乙っした!
>>982
おい
ふざけんな
ふざけんな
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モララーが生徒会長だったことに激しく感動
お隣にいらっしゃるのは・・・まさか・・・
>>982
責任とっておくれよおおおおおおおおおおおおおお
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1000なら作者のペンタブに青い炎が宿る
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