レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。
( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
-
(::::∴::::)「ギィィッ!!!」
(;´_ゝ`)「っつ!!」
無防備になったその右腕に、蜘蛛の腕が振られる。
のこぎりの様なその足は、兄者の腕、肩から肘の辺りまでを引き裂いた。
赤い色が宙を舞う。
(;^ω^)「兄者!!」
(;'A`)「こんの…!」
走る勢いで、合間に入ったブーンが兄者を襲った蜘蛛の前足を蹴り飛ばす。
不意を突かれ、甲高い声を上げた蜘蛛の顔めがけ、今度はドクオが銃の照準を合わせた。
(;´_ゝ`)「…っ、ドクオ…!」
(;-A-)「…ごめんな…っ!!」
引き金を引いた。
轟音が響き、白い光が通過した蜘蛛の顔から、煙が立ち込める。
そのまま黒い巨体がベランダの柵を乗り上げ。
吸い込まれるように地上へと落ちていくのを、兄者が顔を歪めながら見ていた。
直後、どすんという音が耳に届く。
(;^ω^)「もう…大丈夫だとは思うけど…」
ここは3Fだ。
這い登って来る事はないと思いたい。
けれどそれ以上に、ブーンは何とも言いがたい気持ちになっていた。
化け物とて元は人。
それがこの高さから落ちる。
仕方がないことだと言い聞かせたところで、この後味の悪さは拭えそうになかった。
と。
掲示板管理者へ連絡
無料レンタル掲示板