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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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重力に従い剣を動かす。
天へとその刃先を向けた巨大な剣は右側から斜めに振り下ろされた。
ギコの腕力で力を増したその刃は、蜘蛛の左足を容赦なく切り落とした。
::(::::∴::::)::「ギギァァィイイ!!!」
叫び声が木霊する。
支える軸を失った体が、その重さに耐えられずに地へと傾き落ちた。
黒い靄は、無くなった部分を補うかのように蠢いている。
動けずにいる蜘蛛を見下ろし、ギコが目を細めた。
(#,,゚Д゚)「自らの重さが仇となったな」
剣を構えなおすと、弟者がギコのすぐ横に足をつける。
一人で2体を相手にしていた為、ここまで押し返されてきたらしい。
(゚<_゚ #)
その目は兄者しか見えていないようだ。
ギコはため息をつきかけたが、それを喉の奥で押し留める。
( ,,゚Д゚)「…早く行きたい気持ちは痛いほど分かる」
出来れば、弟者のように駆け出し、しぃを助けたい。
今は兄者が庇ってくれているが、あの調子では、彼のチェーンも長くは持たないだろう。
( ,,゚Д゚) 「だが、それではだめだ」
怒りに任せて周囲が見えなくなっては、その後に大きな失態を犯すことになるだろう。
何事もしっかりと状況を判断できなければならない。
(#^ω^)「ギコ先輩!!弟者!!」
一瞬考えていたギコの耳に、ブーンの声が届いた。
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