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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです

883名も無きAAのようです:2012/11/17(土) 01:18:11 ID:PbZmeAXg0

それに呼応するように、双頭槍の青い炎が光を増す。
怒りに任せて蜘蛛を見る弟者は気づいていない様だが、隣にいるブーンとギコは弟者をちらりと見た。

(;^ω^)(…さっきもだったけど)

ギコに圧し掛かる蜘蛛を殴る時。
助けよう、助けなければと思い力を篭めた瞬間、拳の光が強まった。
今は、弟者の怒りという強い感情によってその光を強めている。

( ^ω^)(…気持ちで、なってるのかお?)

強い思い。
強い感情。
何かをなさなければという使命感。

相手を想う、強い意思。

( ^ω^)(この武器は、思いで強くなる?)

何の根拠もない仮説である。
だが全員が全員、持っている物が光を帯びた時、何かを守りたいと強く思ったと言っていた。
嘘偽りないその気持ちに、青い石は呼応した。
ならば、上乗せのように気持ちを追加していけば、武器を強化することも出来るのだろうか。

そこまで考えて、ブーンは思考をやめた。

(;^ω^)「その辺は、後で兄者にでも言ってみる、おっ!!」

(::::∴::::)「ギギギギィィイ!!」

前足を振り上げ、ブーンへと振り下ろす。
右側に跳んで避けると、その足はブーンがいた場所に鈍い音を立ててめり込んだ。
マットの下はコンクリートで出来ているであろう床が、めこりと沈んでいる。

Σ(;^ω^)「重すぎるお!!」




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