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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです

880名も無きAAのようです:2012/11/17(土) 00:48:49 ID:PbZmeAXg0
ブーンがギコに加勢したのは、ドアを破壊した音に一瞥すらくれずに後方へと駆け出した弟者がいたから。
足の速さでは弟者の方が何倍も優秀である。
駆けつける速度もあるが、あちらにはドクオもいる。
一瞬だけ振り返った時に見たドクオは、ちゃんとツンを守ってくれていた。
後方に下がってツンを守りたい気持ちはとても強かったけれど、ブーンは
その感情に流されまいと踏ん張って耐えた。
ギコを一人きりで残せないからだ。
兄者の防御も間に合っていたと見て、ブーンはギコの加勢に回った。

けれど。

(´<_`#)「クソが…!!」

飾り窓から現れたのは、トソンと同じように、這い蹲りながら顔を反転させた、大人たち。
この学校の教師達である。
合計3人。
弟者の前に立ちはだかる様に職員室へ入ってきたそれらのうち1体は、すでに真っ黒な靄に全身を覆われていた。

( ゜ ゜ )「アァァアアァァァァアアア」

砕けたガラスの上を四つん這いで歩く度、まだ全身を黒にしていない教師の手に鋭利なガラスが突き刺さる。
全く気にする様子のないその男性教師の手を、大きなガラスが貫いた。
見る間に床に血溜りが出来ていく。
途端、その口からは悲鳴が上がり。
全身を黒に染めていく。




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