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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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職員室はVIP高校1号棟の3階に位置している。
保健室を出て、校庭から入ってきた正面玄関の方向に戻る途中、左側にある階段を上がる。
3階についてから左手に曲がり、少し歩くと職員室にたどり着く。
さほどの距離はないので、あの黒い靄を体につけた人にも出くわさずに来れた。
( ,,゚Д゚) 「…ふむ…」
ドアに付いた小さな窓から、ギコが中の様子を探る。
(*゚−゚)「どう?ギコ君」
( ,,゚Д゚) 「誰もいないようだな」
( ^ω^)「ですかお…」
化け物に会わずに済んだ安堵と、無事な人に会えなかった落胆。
一様に口を引き結んだ所で、先頭を行くギコが職員室のドアを開けた。
中はしんと静まり返っている。
壁に掛けられた時計を見ればすでに8時半を回っており、普段であればホームルームが終わる時間帯だ。
この時間の職員室であれば、1時間目の授業の準備をする先生達でごった返している筈である。
普通とは違う空間に、全員が声を出さずに中に入った。
一番最後に入った弟者は、警戒するように廊下の左右を確認してから、そのドアを閉める。
( ´_ゝ`)「…さてと」
数秒して、最初に小さく声を出したのは兄者だ。
きょろりと辺りを見回すと、部屋の隅に置かれたテレビに目をやる。
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