したらばTOP ■掲示板に戻る■ 全部 1-100 最新50 | |
レス数が1スレッドの最大レス数(1000件)を超えています。残念ながら投稿することができません。

( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです

595名も無きAAのようです:2012/11/04(日) 02:23:52 ID:9xuyHubo0
(´<_` )「っと…」

(;´_ゝ`)「うえぇ…」

この路地を折れると少々開けた道沿いに出る。
左手に折れて進むと学校の裏門に出るが、そこから少し進んで学校を囲う
フェンスの端まで行くと、正門方向に伸びる細道があるのだ。
そこへ向かおうとしていたのだが。

(;´_ゝ`)「どんだけいるんだよ…」

2体の真っ黒な化け物と、1人の靄を被った女性が、裏門付近でうろうろとしていた。
だがこちらに気付いた様子はない。
距離は、2、30mと言った所か。

弟者が、持っていた槍をぐるりと回した。

(´<_` )「ちょっと待ってろ、伸してくる」

(((;´_ゝ`)つ< ´_>`)「待て待て待て、待てっての」

兄者は、無表情で行こうとする弟者の尖った耳を引っ張って、それを制す。
止められた事への反発か、耳の痛みか、表情を歪めた弟者に、兄者は人差し指を
口元に立てて見せる。

( ´_ゝ`)「いいか、弟者。無闇に突っ込んでも怪我するだけだ。
   b  こちらは幸い見つかってないんだし、少しだけ様子を見よう」

(´<_` )「だがなあ…」

( ´_ゝ`)σ「状況をよくする為に、観察させてくれ」

鼻のすぐ先に、兄者の人差し指がびしりと止まる。
兄者にそう言われてしまっては、弟者は何も返せない。
弟者は顔面一杯に、ぶちのめしたいです、と表示させながら、むすりと黙る。
それを苦笑しながら見やってから、兄者は裏門へと向き直った。




掲示板管理者へ連絡 無料レンタル掲示板