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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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目が覚めたのはベッドの上だった。
最初に見たのは、泣き腫らした目で俺を見下ろす、弟の顔。
霞みがかるぼんやりした思考で、ああ、助かったのか、と。
そう理解した。
(;<_;)「兄者、兄者…!!」
突然弟が俺に抱きついて泣き出した。
怖かったのは俺なのに、何でこいつが泣くんだろうか。
数回目を瞬かせた後で、ああ、そうかと結論づく。
のこして、いくところだったのか。
そう思った途端に震えた。
弟のいない場所にいくところだったのだ。
家族も誰もいない場所にいくところだったのだ。
ようやく、俺も弟にしがみついてわんわん泣いた。
数日後、男は逮捕された。
あの日あった事を、弟はあまり語ろうとしない。
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