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( ^ω^)思いの向こう側のようです+落書き投下のようです
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生まれつき、身体が丈夫ではなかった。
父に似た俺は、屈強すぎる母の遺伝子を片っ端から押し退けてしまったらしい。
それは全て片割れである双子の弟が引き継いだ。
俺はといえば、風邪をひいてはこじらせて。
転んで怪我をすれば治りが悪い。
病院にかかる日数は、周囲に比べてすこぶる多かった。
そんな子供時代。
外に出ても皆とはしゃぐことが出来ない俺は、一人ぶらんこに揺られていた。
弟は俺と違い、それはもう元気でたくましい子供だったので、走り回っては
きゃいきゃいと声を上げて笑っていた。
少し羨ましくもあったが、別に仲間はずれになっているわけではないので、
俺はそれを、いつものんびりと眺めていた。
数分おきに、弟がやってくる。
それにつられて、友達もやってくる。
他愛無い話をして笑いあって、また弟達は走っていった。
鬼ごっこをするらしい。
公園の外に出て行った彼らを見送る。
すぐに帰ってくるだろう、そう思って見送った。
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