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( ^ω^)百物語のようです2012 in創作板( ω  )

19名も無きAAのようです:2012/08/19(日) 23:12:45 ID:amtZrtY60


「貞子!ミルナ!塩取ってこい!!!」

どっちでもいいから早く!
父の叫び声に、私と弟はダッシュで階段を駆け降りた。

(;゚д゚)「で、何なんだよ、父さん」

弟が熱心に母の近くや玄関に塩を撒く父に質問した。

(,,゚Д゚)「……ママの背中に、幽霊がいた」

J('ー`)し「……」

(,,゚Д゚)「たく、こんな時間にはき掃除なんかするから」

J('ー`)し「すみません……」

川;д川「ねぇ、おとん」

(,,゚Д゚)「ん?」

川;д川「それって、女の人?」

(,,゚Д゚)「あぁ」

川;д川「……紺色の服、着てた?」

(,,゚Д゚)「…お前、見たんか」


(,,゚Д゚)「そうだよ、紺色のワンピースを着た、髪の長い女だった」


川;д川「……」


(,,゚Д゚)「きっと前の住人が帰ってきたのさ」

(,,゚Д゚)「…もう居なくなったから、早く寝なさい」


霊感のある父にそう言われて、安心した弟と母はさっさとキッチンの方へと戻って行った。
私も寝るにはまだ早かったが自室に戻ることにした。
ふと見た玄関先に置かれた電波時計に「8月14日」とかかれていて、あぁ、お盆だったのか、と少しだけ納得した。


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