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从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです Яeboot
786
:
執筆チーム
◆fkFC0hkKyQ
:2012/12/06(木) 21:10:19 ID:my4FaQC60
从 ゚∀从「――それで。件の外部記憶素子とやらは、この中にあるというのか」
(゚3゚)「ここは、私が会長になる前からのお気に入りの“秘密基地”でね。
ネットも通じていない、出入り出来るのはごく一部の限られた人間のみ、とくれば何かを隠すにはもってこいだろう?
オマケに、周囲をロイヤルハントの兵隊さん達が勝手に見回ってくれているんだ。至れりつくせりだよ」
「まあ、道案内は私に任せたまえ」と得意気に言って、タナカは首を前に戻した。
コンクリートダストや灰色の胞子を踏みつけ、俺達はタナカを先頭に進んでいく。
細い通路は、真っすぐ、やや下るようにして伸びており、両脇の壁には自動扉の群れが連なっている。
電力が死に絶え、半開きのままになった扉の一つからは、埃を被った机や棚、量子演算端末の遺骸などがちらりと見えた。
外で見た一連の建物群の外観からして、ここもまた、何らかの研究施設だったのだろう。
o川*゚ー゚)o「あの、ここ、狩猟区なんですよね?」
入り口から換算して、どれほどの距離を進んだのだろうか。
黙々とした行進の途中、ふとキュートが問いを上げた。
周囲にぼんやりと漂う胞子は濃さを増し、外よりも湿り気を帯びた空気は、肌を舐めまわすように冷たい。
(゚3゚)「ああ、そうだが」
紳士的な笑みを崩さず、タナカがそれに答える。
通路には、俺達の立てる湿った靴音以外にもの音は無い。
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