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从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです Яeboot
732
:
執筆チーム
◆fkFC0hkKyQ
:2012/11/04(日) 21:05:23 ID:lF8RX.4g0
(゚3゚)「やあやあ、これは随分と警戒されたものだ」
从 ゚∀从「聴こえなかったか?銃を置き、膝をついて両手を頭の後ろに回せ。三度目は無い」
(゚3゚)「君達が、ドクオ君御一行で、間違いないね?」
乾いた銃声が、酸性雨のカーテンを貫く。
壮年の男の足元が爆ぜ、泥水が跳ねた。
从 ゚∀从「次は当てる」
無慈悲に、冷酷に、告げる鋼鉄の処女。
主導権はこちらにある事を示す為の一発。
壮年の男はしかし、更に笑みを深くして言った。
(゚3゚)「ようこそ、ツクバへ。私が“タナカ”だ。早速だが、今回の依頼の詳細について話そう」
ハインリッヒの指が、引き金に掛る。
秘書風の男が、傘を捨て、腰を落とし、身構える。
雨粒の一つ一つが沸騰するかのような緊張が、場に満ちる。
銃弾よりも、秘書官よりも早かったのは、タナカの次の言葉だった。
(゚3゚)「――ドクオ君、そしてキュート君。君達には、“ワタナベ崩し”をやって貰いたい」
瞬間、俺の鼓膜から、雨の音が消し飛んだ。
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