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从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです Яeboot
70
:
◆fkFC0hkKyQ
:2012/07/26(木) 09:44:10 ID:pisun.Qw0
( ;_ゝ;)「――これは…?」
乾いた音を立てて転がるクレジット素子を、ポカンとした顔で見つめて男は問い返す。
('A`)「――借りは返す。それで足りるかどうかは知らんがね。
それを持って、カルイザワでもキョートでもグアムでも、何処へなりと消えろ。
そして、もう二度と俺の前に現れるな」
( ;_ゝ;)「ぅあ…アァ…!」
それらしく聞こえるように、途中から語気を強めて言った俺の言葉に、男は弾かれたようにして記憶素子を鷲掴みにすると、もんどりうちながらも逃げるようにしてその場から駆けだした。
明り一つ無い万魔殿の闇の向うへと消えていく、その後ろ姿を見送りながら、大きく溜息をつく。
先刻まで胸の中で蟠っていた苛立ちが、行き場を失い倦怠感となって俺の身体を支配していた。
从 ゚∀从「おい、貴様は今、一体何をしたんだ?」
売人を後手に縛って転がした鋼鉄の処女が、文字通り鋼のように冷たい視線を向けてくる。
从 ゚∀从「初めに言わなかったか?今日の仕事の成否如何が、年末を越せるかどうかの瀬戸際だと。
あんなゴロツキに情けを掛けてやる程、私達の事務所の経済事情は軽いものではないと知ってのことか?」
予想通りの説教。俺は肩を竦めた。
('A`)「別に、情けを掛けた訳じゃない。借りを返した。ただそれだけだ」
从 ゚∀从「……」
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