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从 ゚∀从は鋼鉄の処女のようです Яeboot
382
:
執筆チーム
◆fkFC0hkKyQ
:2012/09/07(金) 14:21:31 ID:HZSLFZ1g0
ノイズ。ノイズ。ノイズ。
黒い空。星の無い夜。ビルの屋上。摩天楼のネオン。
【+ 】ゞ゚)「――で、身体の調子はどうかしらん?“死の淵から蘇った”感想は?」
女は掌を見つめた。
包帯だらけの皮膚の上に、バタフライナイフを這わせる。
滲みだした血がぶくぶくと泡立ち、掌の上で蠕動した。
悪くない気分だった。
【+ 】ゞ゚)「ラボの連中、驚いていたわよ。アンタみたいな体質は百年に一人居るか居ないかだって。
ウェイク・アップ・ザ・デッドに適合するだけならともかく、ソレまで使いこなせるなんて、天が与えた逸材だってサ」
掌の上の血に、女は意識を集中する。
殺せ。そう命じるだけで、血は赤い鉤爪となって女の掌を覆った。
【+ 】ゞ゚)「液体金属だっけ?ウチのチーフも妙なモノをこしらえたもんよね。まるで化け物じゃない、アンタ」
面白くもなさそうに言って、オサムは夜の街に視線を馳せる。
夜の帳の下では、相も変わらず人の波がごった返していた。
【+ 】ゞ゚)「そう、化け物と言えば。綾瀬のトコで、アタシ面白いもの観たわよ」
懐から取り出した掌サイズの小型プロジェクターで、オサムは空中に映像を投影する。
立体ホログラフの中では、一人の強化外骨格の男が日本刀を振るって、次々とヤクザ達を斬り伏せていっていた。
返り血を浴びながら荒い息を着く男の顔は、修羅か鬼神のようであった。
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