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从'ー'从ブーン系小説&イラスト練習総合案内所
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クマゼミの耳障りな鳴き声も、海側にまで出ると静かになり、
そこそこ夏の風情を盛り上げるものとして聞けるようになる。
モララーが山の上にある家にいる時は、気が狂いそうなほどだった。
(;・∀・)「あっつー」
そんな状態だから、モララーは家を飛び出して海で遊ぶことにしたのだった。
漁師町であるこの美府町の子供たちに混じって遊ぶのも、これで3回目になろうとしている。
(*゚ー゚)「あっ!」
12、3歳。モララーと一緒くらいの女の子が、向こうから走ってくる。
モララーがここに帰省するといつも会う子だ。
しばらく考えてから、彼女の名前を思い出す。
( ・∀・)「お、しぃちゃん、久しぶり」
(*^ー^)「久しぶりっ!モララー君!」
(;・∀・)「っていうか、真っ黒だね」
(*゚ー゚)「えー、そう?」
よく日に焼け、ところどころ皮が剥けてまだらになっているが、少女は気にもしていない。
まるで、ちっちゃいキリンだな。とモララーは思った。
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