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( ^ω^) ブーンが雪国の聖杯戦争に挑むようです
21
:
名も無きAAのようです
:2012/04/02(月) 22:13:47 ID:U5Z4bAHs0
腕に自信のある魔術師が集うことになる聖杯戦争に、
巻き添えを食らってしまった場合心許ない力ではあるが、
シィには磨いてきた技と魔術の知識で切り抜ける、自信があった。
ましてやこの力に不満を持ったことなどない。
その未熟さで時計塔では迫害され、疎んじられ、嘲笑されもしたが、
だからこそ彼との出会いを果たせたのだから。
(*゚ー゚) (ギコくん、私、強くなったんだよ?
貴方と別れてから、ずっと、ずっと私は一人で戦ってきたの。
私は、家柄を鼻にかけてふんぞり返る連中より……ずっと強くなったわ)
その想いが故に、切磋琢磨してきた経験による自信が故に、
戦場へと足を踏み入れることを、彼女は躊躇わなかった。
札幌行きのバスを見つけると荷物を預けて乗り込み、2分後に発車した。
最後部にはまだ空いている席があるのを見つけ、窓際のそこへ腰かける。
離れていく空港を眺めながら、徐々に前へと視線を移していった。
前には街が広がっている。雪に塗れた千歳の街が。
そしてこのバスが進む先には札幌があり、そこにギコもいるはずだ。
シィは逸る気持ちを抑えながら、瞼を閉じて仮眠をとっていく。
時間はまだまだかかる。休める時に休んでおこう、といった考えからだった。
座席にまで伝わるエンジンの振動と暖房が心地よく、
興奮した心にリラックスをもたらし、やがて眠りへと落ちていくが……。
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