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( ^ω^) ブーンが雪国の聖杯戦争に挑むようです

123 ◆IUSLNL8fGY:2012/05/05(土) 16:22:34 ID:Xm/VcOpw0

しかしクーにとっては肉汁ほとばしるステーキのジューシーな香りと同意である。

川 ゚∀゚)

芳しい匂いを嗅いだ顔からは笑みがこぼれ、
血液と肉片を散らせて彼女は脳を貪っていった。

川 ゚ー゚)ー3 「ゲフゥ……」

満腹となったのか、彼女の血に塗れ赤黒くなった顔からは幸福さが読み取れた。

まるで、腹をすかした子供がご馳走を平らげたかのよう。
いや、人間にとってはおぞましい光景にしかすぎないのだろうが、
彼女にとってはシィの遺体は紛れもないご馳走に違いなかった。

川 ゚ー゚) 「マジュツシダッタノカ。ドウリデウマカッタワケダ。
      マリョクガメグッテイクノヲカンジル」

魔術師を食らう事でクーの身体に魔術刻印と回路が取りこまれ、
それがそのまま彼女の力となっていったのだ。

魔術刻印は魔術師の家に生まれ、家督を継いだ者へと代々譲渡されていき、
先祖の作り出した魔術回路や魔術を引き継いでいく。
そして受け継いだ者は己の研究の成果をまたそれに刻み、次の代へと託していくのだ。

次代を繋いでいくにつれ魔術刻印は強化され、より強力な物となって魔術師の家系を支えていく。

長い歴史を持つ家系ほど優秀な魔術師を生み出すことが出来るということで、
その事実は歴史の浅い家系を持つ魔術師達が軽視される実体を作り出していた。


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