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( ^ω^)は街で狩りをするようです
125
:
名も無きAAのようです
:2012/03/01(木) 18:10:39 ID:M92hnJG20
項垂れ、床を呆然と見つめるガイルは、頭の中で延々と疑問を反芻していた。
兄を殺されて吹っ切れたのは分かるが、ジョルジュは兄と同等以上の存在のはず。
生き別れた兄の代わりとして見ていただろうし、女としてジョルジュを見ていたはずだ。
それなのに、どうしてだ? どうして、殺すと決断できたのだ?
ガイルには未だハインリッヒの心情が分からなかった。
ハインリッヒ・アルドリッチがジョルジュに恋慕の情を抱いているのは、長い付き合いで勘付いているのだ。
从 ゚∀从「さあ、行こう。手伝うよドクオ」
(;'A`)「あ、ああ……助かる」
ガイル「待ってくれ。本当に、いいのか? それで……」
从 ゚∀从「……ガイル」
从 ∀从「ガイル……私は――――」
6年前、メリーランド州で車を失い一人歩いてマンハッタンを目指すと言ったハインリッヒ。
ジョルジュ達米軍残党が彼女をワシントンDCで拾ってから、今日までに至る彼等の関係は始まった。
「命知らずの特攻野郎」の渾名を持つジョルジュは、北上中に度重なった戦闘でも特に活躍を見せた。
攻撃を決めたら相手がセカンドであろうと徹底的に攻撃し、
逃げると決めたら非感染の暴徒――しかも女であった――から車を奪って逃げもした。
その冷酷なまでの決断力に導かれる内、ハインリッヒは自然とジョルジュに惹かれたのだ。
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