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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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川 ゚ -゚)「……ありがとうございます」
"ですが、お気持ちだけで充分です"。
そういった意味合いの言葉が、後に続くかと思った。
しかしクーは、羽織らせた衣服に袖を通し、軽く頭を下げる。
既に、一騎打ちが始まってから十一刻が経過していた。
夜は静かに、深く更けていく。
――双頭の森――
もう、それほど長くは続かないだろう。
そう思い始めてから、もう四刻は経っている。
しかし、自分もブーンも、まだ膝を折ってはいなかった。
(´・ω・`)(さすがだ……ブーン=トロッソ)
呼吸はかなり荒い。
はっきりと、息遣いがこちらにまで届いている。
だがそれでも、動きは鈍っていなかった。
(´・ω・`)(……いや、違うな)
現実には、ブーンならではの軽快さは失われつつある。
疲労が蓄積され、思うように体が動いていないのだ。
しかし、"鈍っていない"と自分が感じている理由は、ただひとつ。
自分も同じように、疲労で体は重くなってしまっているのだ。
お互いに体力が漸減しているからこそ、相手の動きは鈍っていないように感じてしまっているのだ。
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