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( ^ω^)ブーンがアルファベットを武器に戦うようです
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とりあえずスレ立てです。
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憧れだよなぁ
人としても武人としても
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ドクオおおおおお
ギコおおお
ベルベットおおおお
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ダメだ涙止まらない
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ベルベットが討ち取られたのは大きかったよなあ・・・
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エクストとか居たっけwwwwww思い出せねぇwwwwwwwww
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誰もが、口を揃える。
最強の武将として、名を挙げる。
あのベル=リミナリーさえもはや超えている、と自分の中では思っていた。
その男に、今、自分が挑んでいるのだ。
脚が震えてもおかしくない。
自然と森から逃げ出そうとしても、おかしくない。
だが、両の足はしっかりと地面を踏み締めていた。
(#^ω^)「オッ!」
アルファベットを薙ぐ際、自然と胸の奥から声が溢れてきた。
ショボンが攻め込んでこようとしてきたのを、牽制する。
構わずに振ってきたが、Yを意識したのか、鋭さに欠けていた。
余裕を持って、受け止めようとした。
(;^ω^)「ッ……?」
結果には、何ら問題なかった。
予定どおりにショボンのZを防ぐことができた。
だが、自分が思った以上に両腕は大きく動いた。
ショボンのZに、押し込まれたのだ。
自分が想定したよりも鋭くZは振るわれたのだろうか。
いや、違う。まだショボンが全力を隠している、とは考えにくい。
更なる力を出す余地が最初からあるならば、既に自分は討たれているはずだ。
つまり、考えられることは、ひとつ。
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>>386
西塔な
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オッ!!
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やっと追いついた
ヴィップも成長したであろう将校を随分討ちとられてたな
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オッ!!
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(;^ω^)(……こっちも、あっちも……既に万全ではなくなってるんだお……)
自分が堪え切れなかったのもそうだが、ショボンの振りも荒かった。
だからこそ、今までにないような不恰好な打ち合いになったのだ。
正確には分からないが、一騎打ちが始まってから、既に六刻は経っただろう。
打ち合いも、二桁はもう軽く超えている。
疲労を隠せなくなっていて当然だ。
それでも、ここまでは気力で補うこともできていた。
補いきれないところまで、疲弊している、ということなのだ。
自分も、そしてショボンも。
(´・ω・`)「…………」
表情だけを見れば、変わりないように思える。
だが、頬の汗が灯りで照らし出されていた。
口も、もはや完全に閉じられることはない。
どちらが優位に立っているのか、など、全く分からない状態だ。
しかし、尽き果てるまで戦うしかない。
そして、その最果ては、もう決して遠くないところに在るのだ。
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ブーンとショボンにはどっちも生き残ってほしいな
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ブーン勝て
でも終わらないでくれ
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3時間打ち合ってんのか
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読み進めるのが怖くなってきたな
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職場から支援
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――フェイト城・北の山――
冬の夜風を遮るものは、何もない。
衣服は過分なほど持ってきたが、それらを全て着込んでも、顔に当たる風は防ぎようがなかった。
ただ、クーは無表情とも言える冷静な顔を崩していない。
( ’ t ’ )「寒くないのか?」
川 ゚ -゚)「多少は」
そうは言っているが、体を震わせることもしないのだ。
相変わらず、人間らしさに欠けている女だった。
有能さは疑う余地もないが、友人として付き合っていくのは難しい類だ。
夜の闇が自分の視界を覆い始めた頃、双頭の森の中央から微かな灯りが漏れ始めた。
一騎打ちのための準備は、どうやら万端だったらしい。
おかげで、まだ二人は戦っているのだということだけは分かる。
( ’ t ’ )(……しかし、明るい頃から始めた一騎打ちが夜になるまで続くと、二人は仮定していたのか……)
( ’ t ’ )(それも恐ろしい話だな……)
無論、全ての可能性は考慮されるべきで、灯りも用意されて然るべきだ。
自分があの場に立つことになっていたとしても、充分に持ち込んでいっただろう。
ただ、実際にそうなったという事実が、自分からすれば異次元だった。
( ’ t ’ )(調練でさえ、せいぜい一刻程度しか続かないのに……)
( ’ t ’ )(二人は、実戦で……もう十刻は戦ってる)
川 ゚ -゚)「これほど長く戦った経験は、ショボン様と言えどないはずです」
自分の考えていることを見透かしたように、クーは言った。
それももはや、この女が相手ならば驚くようなことではない。
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おおお、リアル遭遇です
遂に最終話かここまでみんな長かったね
支援
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ただただ支援
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三時間心身フル活用かよ…化け物だな
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支援
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しえん
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休憩ちゅううううううう
頑張って下さい
支援
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序盤の消耗がどう響くか
いくら若いと言っても相手はショボンだしな
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支援
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( ’ t ’ )「そうだろうな」
川 ゚ -゚)「そして、恐らくブーン=トロッソも」
( ’ t ’ )「仮にあったとしても、大して意味はないだろう」
( ’ t ’ )「……ただの将校を相手にするのと、ショボンを相手にするのとでは、同じ時間でも全く話が違ってくる」
川 ゚ -゚)「…………」
そしてそれは、ブーンのみならずショボンにも言えることだ。
どちらも、望める限り最高のアルファベット使いを相手にしている。
今までに体験した全ての一騎打ちを、軽々と凌駕しているだろう。
( ’ t ’ )「…………」
どれほど目を凝らしても、もはやこの暗さでは、一騎打ちの様子など掴めない。
尤も、明るかったときでさえ、二人が戦っている様子は見えなかった。
微かに、一騎打ちの気配を感じ取ることができただけだ。
川 ゚ -゚)「二人はまだ、戦っていますか?」
同じ状態であるはずのクーが、そういった質問を、既に五度ほど自分に投げてきている。
今まで自分がクーに対して抱いていた印象からすると、ありえない、とさえ思える質問だ。
クーは、必死な思いで質問してきている。
恐らく、不安も抱きながら。
( ’ t ’ )「灯りが消えていないということは、そうなんだろう」
当たり障りのない答えを返しておいた。
それが、クーの望んだ返答ではないと知っていながら。
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10時間...
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支援だ
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この辺りはモララーシャイツー戦を思い出す
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最終話支援
俺らずっと待ってるからいつでも投下していいから!
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僅かに届く一騎打ちの気配は、まだあるように思えた。
しかし、朧げな言葉を口にしたところで、もはや意味はないだろう。
クーも分かっているはずだ。
なのに、何度も同じ質問を繰り返してくる。
人間らしさに欠けている、と先ほどは感じたが、人間味のある部分も一応持ち合わせているらしい。
( ’ t ’ )「……正直、ここまで長引くとは思っていなかった」
( ’ t ’ )「完全に、自分の予想を超えてしまっている」
川 ゚ -゚)「それは、私もそうです」
はっきりとは分からないが、恐らくヴィップの将も同じだろう。
大事な一戦ほどあっさり決まる、と昔ベルに教えられたこともあるが、まさしくそうなるだろうと思っていた。
どちらが勝つにせよ、だ。
ショボンが勝つ場合は、"圧倒的な力で捻じ伏せた"。
ブーンが勝つ場合は、"上手く隙を突いて討った"。
いずれかしかありえない、と思っていた。
そしていずれであっても、さほど時間はかからないだろう、と予測していた。
十刻もの一騎打ちに及んでいる理由として考えられるのは、ひとつ。
お互いが真っ向からアルファベットをぶつけあっており、互角の戦いが続いているのだ。
二人の間には、ランク差がある。
YとZ。たったひとつだが、あまりに隔絶的な差だ。
その差を以ってして、ショボンがあっさり勝負を決めていても不思議はない戦いだった。
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>>408
2刻で一時間のはず
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このままだとブーンのアルファベットがもたない可能性があるな
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支援!!!!
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>>408
アルファ世界の一刻は30分だ、それでも5時間の死闘だが
支援
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( ’ t ’ )「……ランク差はあまり影響していないのか?」
川 ゚ -゚)「それは……はっきりとは、分かりません」
川 ゚ -゚)「しかし、仮にまだ影響がないとしても、いずれは必ず顕在します」
川 ゚ -゚)「それが、アルファベットです」
クーの、言うとおりだ。
下位が上位を打ち破ることは、当然あるが、上位が有利であることは間違いない。
そしてそれは、長引けば長引くほど、影響してくる可能性が高い。
川 ゚ -゚)「……ただ、そう考え続けて、既に十刻が経過しているという現実はありますが……」
思わず苦笑いしてしまった。
それも、クーの言うとおりだ。
結局、ここから分かることなど、何もない。
森を見つめつづけたところで、どうしようもないのだ。
それでも、ここから離れる気は全くなかった。
例えあの二人が三日三晩戦ったとしても、最後まで見続けると決めていた。
自分のなかでは、"見届ける"というつもりで。
( ’ t ’ )「暑いってことはないんだろう?」
そう言って、自分の衣服をクーに羽織らせた。
よく見ると、クーの手先は僅かに赤くなっている。
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分かってるけどミスったwww
俺も正気でない
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5時間も神経張り詰めっぱなしか…
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カルリナはやっぱイケメンやでぇ……
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何このイケメン
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川 ゚ -゚)「……ありがとうございます」
"ですが、お気持ちだけで充分です"。
そういった意味合いの言葉が、後に続くかと思った。
しかしクーは、羽織らせた衣服に袖を通し、軽く頭を下げる。
既に、一騎打ちが始まってから十一刻が経過していた。
夜は静かに、深く更けていく。
――双頭の森――
もう、それほど長くは続かないだろう。
そう思い始めてから、もう四刻は経っている。
しかし、自分もブーンも、まだ膝を折ってはいなかった。
(´・ω・`)(さすがだ……ブーン=トロッソ)
呼吸はかなり荒い。
はっきりと、息遣いがこちらにまで届いている。
だがそれでも、動きは鈍っていなかった。
(´・ω・`)(……いや、違うな)
現実には、ブーンならではの軽快さは失われつつある。
疲労が蓄積され、思うように体が動いていないのだ。
しかし、"鈍っていない"と自分が感じている理由は、ただひとつ。
自分も同じように、疲労で体は重くなってしまっているのだ。
お互いに体力が漸減しているからこそ、相手の動きは鈍っていないように感じてしまっているのだ。
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やっぱりアルファベットの限界が来ちゃうのかな…
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追いついた!
初遭遇だ嬉しすぎる支援
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(´・ω・`)「ふんッ!」
隙があったわけではないが、斬り込んだ。
ブーンはYを低く構え、跳ね上げるようにしてZを防いでくる。
(;^ω^)「ハァ、ハァ……」
ブーンの息遣いは荒いが、それだけでは体力の単純比較はできない。
年齢的な面から考えれば、ブーンのほうが体力はあっただろう。
一騎打ちの途中では、一方的に奪う場面があったが、それでも互角程度かもしれない。
先ほどの攻撃も、万全の状態ならばブーンの頬を掠めるくらいはできた可能性がある。
しかし、体力を回復できる状況になることはないだろう。
戦いは、どちらかが尽き果てるまで続くのだ。
(´・ω・`)「…………」
極限にまで、追い込まれる戦い。
今までに、経験したことはなかった。
ベルを相手にしたときは、数撃を回避しただけだった。
ジョルジュとミルナを相手にしたときは、攻防こそ激しかったものの、長引くことはなかった。
既に十二刻ほど戦っている。
調練でさえ体験したことのない長さだ。
恐らく、ブーンも同じだろう。
相手が、ブーンだからこそだ。
他の相手では、こうはならない。
極限にまで追い込まれることは、ない。
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これは支援せずにはいられない
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熱い
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6時間wwwwwww
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紛れもなく、生涯で、最強の相手。
ブーン=トロッソ。
軍人として、武人として。
この男を、倒さなければならないのだ。
(´・ω・`)「ハァッ!」
半身になって左のZを突き出す。
ブーンは、Yの刃先でZを受け止めた。
そのまま、押し潰すように刃先を下に向けてくる。
左のZは殺されたが、自分には右があった。
素早く右足を踏み込ませて斬りかかる。
ブーンも同じように動いて回避してくる。
軽快さは、やはり失われていた。
しかし自分も、鋭く振るえてはいない。
(´・ω・`)(……追撃にも出れないか……)
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あっさりと一刻二刻進んでるが、消耗してるとはいえずっと一瞬たりとも気を抜けない状態なんだよなお互い…
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ショボンの使うツンのZにここまで対抗してるシブサワのY
間違いなく最高のYだな!
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>>430
親がいつ帰ってくるかわからない状況でリビングでオナニーしたときと同じような状態か・・・ぱねぇ・・・
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不思議な感覚だった。
自分のことを、周りから傍観しているかのように感じている。
ブーンを追撃したかったが、上手く体が動かない、自分のことを。
(;^ω^)「…………」
一方のブーンも、反撃したいところで反撃できなかったようだ。
最初は常に自分の首に向いていたYの刃先も、今では地面に接している。
(´・ω・`)(……このまま漫然と戦い続けても、活路は見えない)
(´・ω・`)(ならば――――)
どこかで、思い切りよく攻め込む必要があるだろう。
それは少し前から考え始めていたことだ。
ブーンとの間合いは、徐々に詰めている。
疲労に満ちたブーンが、気付かないほど、ゆっくりと。
終焉までの道筋は、既に描かれていた。
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支援
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熱すぎィ!
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お昼!
すみません、ご飯たべてきます
15分くらいで多分再開できると思います
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>>431
そういやツンの思い出は特に無かったなw
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もうすぐ決着か?
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いってらー
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よし俺も昼食ってくる ε≡≡ヘ( ´Д`)ノ―
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乙です。俺も昼飯行ってくるか……
そういえばZとYってひらがな入力するとツンになるんだな。初めて気付いたわ
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>>436
おつおつ
ゆっくりしてくるといいよー
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いってらっしゃいませ
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>>436
いってらっしゃいませ。
今のうちに追いつきます。
あれ、目から汗が
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>>436
いってらっしゃい
待ってます!
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俺も行ってこよう
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>>441
!!
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いってら
トイレ休憩ぐらいはできるけど、昼飯までは食えねぇ…
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昼休憩になったので飛んで来ました
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みんな!ごはんの時間だよ!
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しかし先が読めんww
正直ブーンが勝つにはショボンの武人的な思考の隙を付くしかないだろうと思ってた
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またあんたは良い所で切りやがるー!!
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と思ったらこっちが昼休憩か
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よし 俺も昼飯食ってこよう
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1話から見直してるわwwwwww
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待ってた
今から追いつくぜ
最終話に書き込みすることが夢でした!
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ショボンマグカップでコーヒーを飲む
飯は全てが終わってからにしよう
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さて、少し仕事するか
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デミタスコーフィーでも飲んでるか
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アルファベットチョコ食おうぜ!
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竿が疼いてきたヤバイ
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wktkが止まらない
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Yが壊れそうで怖い
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http://m.youtube.com/#/watch?desktop_uri=%2Fwatch%3Fv%3DiYRKPEmYZp4&v=iYRKPEmYZp4&gl=JP
bgmにどうぞ
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全力
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>>460
名糖製菓のやつか
NとZを一瞬見間違える
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「○○な展開になったら熱い!」と思う展開が自分の中にあっても、いつもそれを越える熱さを届けてくれる、そんなアルファが大好きだあああああああああ!!!
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>>464
俺はFateの黄金の王→wars→最後の力の順で再生してる
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投下分読んだ
相変わらず読みやすい上に起伏があって面白い
感慨深いし、涙出てきた
ブーンもショボンも大好きだ
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正に想像が及ばない
一騎打ちに関してもこの話自体に関しても
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やっと追いついた
全話じゃないけど、ポケモン初期頃からリアルタイムで応援してるぞ
ブーンがんがれショボンもがんがれ
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ダメだ我慢できない俺は服を脱ぐぞ
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平易で読みやすい文章でこれだけの面白さと重厚感があるのがな
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俺も脱ぐ
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>>468
403 zerlってググってみろ。
神だぞ
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おなかいっぱい
中断してすみませんでした、再開します
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キタキタキタ!!
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きたあああああああああああああああ
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うおおおおおおおおおおおおおお
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一騎打ちを申し込んだブーンも負けられないけど
ランクが上で有利な戦争状態を放棄して受け入れ、さらに結果的には自分が育てた敵が相手
ショボンも負けられないな
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(´・ω・`)(……まず、このままあと半歩、間合いを詰める)
(´・ω・`)(そうすれば、自分の間合いに持ち込める)
今はまだ、ブーン優位の間合いだ。
こちらは大きく踏み込まなければ、刃がブーンに届かない。
それではブーンに万全の迎撃体制を築かれてしまうのだ。
無論、ブーンに接近することは自分の首を脅かすことでもある。
特に今は、ブーンにとっては最も攻めやすい距離だろう。
故に、攻め込む姿勢を見せてはいるが、全神経は守備に集中させていた。
上手く間合いを詰めることができれば、次は踏み込み。
ここは、今までとは違い、右足を大きく踏み出す。
どちらの足で踏み出すか、など、大した惑わしにはならない。
ただ、今まで全て左からだったことは、ブーンの無意識に残っているだろう。
右が先に出ることに対して、僅かながら意識は取られるはずだ。
踏み込みと同時に右のアルファベットを振り下ろす。
間合いが詰まっていても、ブーンはYで防げるだろう。
ただ、ここは左のZの存在を考慮して、恐らく体を開いて回避してくるはずだ。
回避行動を取ったところに、左のZで追撃を見舞う。
そうすればブーンは、今度こそアルファベットYでZを受け止めてくる。
ここまでは、今までに何度も起こした展開だ。
右のZで追撃しようとすれば後退され、左のZをそのまま押し込もうとしても押し切れない。
それでは、ブーンの首に刃を走らせることはできないのだ。
だからこそ、定型化している流れを、変える。
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