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(-_-)ヒキコモリ王子のようです。
614
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:54:02 ID:1OU1WUOo0
( ;゜∋゜)「おい、ワカッテマス、あれは一体どういうことだ。大きなつづらと小さなつづらはしたきり雀の話だし、怪人赤マントは怖い話だろ。つっこみどころが多すぎるのだが…。」
( ;<●><●>)「まさか未だに王子が私が適当に作った怪人赤マントの話を信じているとは思いませんでした…。」
( ゜∋゜)「…お前が吹き込んだのか。」
( <●><●>)「まぁ、聞きなさい…。これには色々と訳がありまして…」
( ゜∋゜)「お前いま適当に作ったって言ったじゃないか」
( <●><●>)「…話は王子がまだ幼い頃にさかのぼります。」
( ゜∋゜)「おい、スルーするんじゃない。」
615
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:55:27 ID:1OU1WUOo0
いつものように花の手入れをしていると王子が私にクリスマスプレゼントを入れる靴下を作って欲しいと言ってきました。
( <●><●>)『この前作って差し上げたではないですか。』
(-_-)『あのサイズじゃ欲しいプレゼントをサンタさんが入れられない…』
( <●><●>)『なるほど。一体サンタさんに何を頼むおつもりなんですか?』
(-_-)『ともだち…』
同い年の遊び相手が城に居なかった為、王子が友達を欲しがったのは自然な流れでしょう。
だけどもそれは無理な話で。
616
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:56:53 ID:1OU1WUOo0
(; <●><●>)『いくらサンタさんでも友達は…。それに、友達が入る靴下はいくら私でも作れませんね』
(-_-)『…そっか。』
しょげる王子を見て、私はいたたまれなくなり、口から出任せを吐いてしまいました。
( <●><●>)『怪人赤マントと言う人は、一生に一度だけプレゼントをくれるんですよ』
(-_-)『怪人赤マント…?』
617
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 02:59:07 ID:1OU1WUOo0
( <●><●>)『えぇ。怪人赤マントはサンタさんが靴下に入れられないような大きなプレゼントと、ギリギリ靴下に入らない中ぐらいのサイズのプレゼントのどちらかをくれる怪人です。』
(*-_-)『へぇ〜!!じゃあ、怪人赤マントなら友達をプレゼントしてくれるんだ!』
(; <●><●>)『えぇ!!』
正直、自分で言いながら冷や汗だらだらでした。
まぁ、怪人赤マントはサンタさんと違って一生に一度だけだし、大きくなったら自然に友達もできて忘れるだろうと軽く考えてました。
こ の 時 は 。
しばらくして、王様が王子から手紙を渡されました。
そう、怪人赤マント宛でした。
618
:
「怪人赤マント+大きなつづらと小さなつづら」
:2012/01/06(金) 03:00:40 ID:1OU1WUOo0
すぐにお妃様が
lw´- _-ノv『なんかよくわからんけど、多分ワカがなんか吹き込んだんだろ。』
と、私を呼び出しました。
ことの顛末を話すとお妃様にフルボッコにされました。
lw´- _-ノv『どーすんのよ、ヒッキーの奴、もう貰える気満々だぞ。』
_
从 ゜∀从『…まいったわねぇ。』
( $;<○><●>)『ごめんなふぁい…』
lw´- _-ノv『…まぁ、嘘ついちゃうのもなんか分かるけどね。』
( $;<○><●>)『じゃあ殴らないでくださいよ』
lw´- _-ノv『それとこれは別。』
619
:
王様の眉毛は気にせずに。
:2012/01/06(金) 03:14:04 ID:1OU1WUOo0
_
从 ゜∀从『にしてもどーするよ…』
lw´- _-ノv『うーむ…』
しばらく沈黙が続きました。
一時間ぐらいたった頃でしょうか、その沈黙を破ったのは意外な人物でした。
そう、その人こそ怪人赤マントでした。
(; ゜∋゜)「は?怪人赤マントだと?」
( <●><●>)「えぇ、怪人赤マントです。」
( ;゜∋゜)「意味がわからないのだが…」
( <●><●>)「つまりですね…」
620
:
王様の眉毛は気にせずに。
:2012/01/06(金) 03:20:49 ID:1OU1WUOo0
( ゚д゚ )『…私がなんとかしましょう。』
lw´- _-ノv『まじで?』
_
从; ゚∀从『幼女誘拐するの?』
( ゚д゚ )『んな訳あるか。
…俺が怪人赤マントに変装して、俺の娘をプレゼントする。』
( <●><●>)『なるほど、それなら犯罪に…』
_
从 ゚∀从
lw´- _-ノv
( <●><●>)
『『『娘ぇえええ?!』』』
621
:
王様の眉毛は気にせずに。
:2012/01/06(金) 03:24:42 ID:1OU1WUOo0
_
从; ゚∀从『は!?お前いつの間に…、ってか、えええ?!』
( ゚д゚ )『…あれ、言わなかったっけ?』
lw´- _-ノv『聞いてねぇ…全力で聞いてねぇ…』
( ゚д゚ )『…まぁ、もっと大きくなってから王子に仕えさせようと思ってたんですがね』
( ;<●><●>)『ってか、ばれるのでは…。』
( ゚д゚ )『それはあれだ、娘が居なくなった(と思って探してたら怪人赤マントに拐われて、ヒッキー王子にプレゼントされてたみたいに言えばいいだろ。
そこからは普通に仲良くすればいいだろ、うん』
lw´- _-ノv『つか、あいつ多分友達できたら嬉しくてそんなの吹っ飛ぶと思う。』
( <●><●>)『あ、確かに。』
_
从 ゚∀从『細けぇこたぁいいんだよ』
622
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:26:17 ID:1OU1WUOo0
そして、次の日、怪人赤マントが王子の前に現れました。
(*-_-)『あなたが怪人赤マント!?』
『…あぁ。その証拠に大きなつづらと、小さなつづらもある』
(*-_-)『ぼく、と、ともだちが欲しいんだ!だから、大きなつづらをください!!』
『…いいけど、一つ約束がある。』
(;-_-)『やくそく?』
『…大きなつづらの中身を一生大事にして欲しいんだ』
(*-_-)『うん、ぼく、一生大事にするよ!だってともだちだもん!』
『…そうか、なら大きなつづらをプレゼントしよう。』
(*-_-)『ありがとう、怪人赤マント!』
623
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:28:10 ID:1OU1WUOo0
( <●><●>)「と、いう訳です。」
( ゚∋゚)「なるほどなぁ…。とんでもない出会い方だな、あいつら。」
( <●><●>)「まぁ、私のおかげと言っても過言じゃないですよ、二人の運命的な出会いは。」
( ゚∋゚)「そうだな、お前が変なこと言わなければ二人は普通に出会えただろうな」
( <●><●>)「さぁて、家事しなきゃ…。」
624
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:31:37 ID:1OU1WUOo0
( ゚∋゚)「逃げやがった…。」
(-_-)「クックル、ワカッテマスと何の話してたの?」
( ゚∋゚)「お前と貞子の出会ったときの話。」
(-_-)「懐かしいなぁ」
( ゚∋゚)「嬉しかっただろ、友達できて」
(;-_-)「…つづら開けた瞬間はパニックになって逃げちゃったんだけどね」
( ;゚∋゚)「逃げた?なんでまた…」
(;-_-)「だって、女の子だったから…。当時は男友達をイメージしてたんだよ。…後、なんて声かけていいか分からなかったし」
(; ゚∋゚)「それでその後どうなったんだ?」
625
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:33:43 ID:1OU1WUOo0
(;-_-)『ど、どうしよう。逃げちゃった…、と、ともだちなのに…』
(;-_-)『逃げたこと謝らなきゃ、でも、声かけられない…。もしかしたら嫌われちゃったかも…、というか泣いてたらどうしよ…』
川д川『ねぇ。』
(;-_-)『…あばばばば!!!
いつの間に!?あの、さっきは逃げてごめ、あの、ぼく、あの…』
川д川『うらない、するね。』
(;-_-)『…え?』
川д川『たろっとうらない、する。』
626
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:34:58 ID:1OU1WUOo0
そう言って貞子はタロットをシャッフルしはじめた。
怒られるか泣かれるかと思っていたから、拍子抜けして、まだ名前を聞いていないことを思い出した。
(;-_-)『…あ、ぼく、ヒッキー。君は?』
川д川『さだこ。』
(;-_-)『…。』
川д川『…。』
何を話せばいいか本当に分からなくて、ずっとだまって貞子がタロットカードを並べてるのをみていたら貞子が笑顔でタロットの結果を教えてくれた。
川*ー川『私とヒッキー君、ずっといっしょ。嬉しい』
(-_-)
(*-_-)『…本当!?やった、ぼく達、ずっとともだちだね!』
627
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:36:19 ID:1OU1WUOo0
(-_-)「まぁ、そんな感じで打ち解けたよ。」
( ゚∋゚)「なるほどなぁ…。でも、ずっと一緒ってのは別に友達じゃなくてもいいよな…」
(;*-_-)「な、なにを言い出すんだい!?」
川д川「お二人とも、ご飯できたみたいですが…。どうかなさったんですか?」
(* ゚∋゚) 「いや実はな…」
(;*-_-)「うわああああ!!なんでもない、なんでもないからああああ!」
川;д川「は、はぁ…」
628
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 03:47:49 ID:1OU1WUOo0
・消費したお題
>大きいつづらと小さいつづら
>怪人赤マント
今更大きなつづらじゃなくて、大きいつづらだったことに気付いた…。
>>609
の素敵絵は百万回保存した。
ありがとうございます!ってか、ミルナ人気だな…おっさんのくせに。
その他レスくれた人、ありがとうございます。
相変わらずスランプから抜け出せず、最終回が思うようにかけなくてひいこらしてます。
スマホでは初だったので、なんか眉毛ずれたり途中で顔かわったりで申し訳ない。
ってか、クリスマスに投稿したかったな…うん。
いつ完成させられるか分からないですが、完成はさせます。
629
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 08:49:04 ID:1BXiclTc0
きてたー!
ゆっくりでいいのよ乙
630
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 10:37:49 ID:UteSnkfMO
来ましたわああ!
待ってた、ずっと待ってた
631
:
名も無きAAのようです
:2012/01/06(金) 15:56:17 ID:zL5UJn2k0
スマホはコピペして辞書登録しないと始まらないって総合でエロい人が言ってた
ともあれ乙
632
:
ウホッ☆男だらけの女装大会
:2012/01/07(土) 07:25:23 ID:Mzojozmg0
( ´_ゝ`)「こんな手抜きな女装でいいのだろうか」
(´<_` )「何をいってるんだ、姉者直伝の化粧術だぞ、いいわけないだろ。(クーさんも満足してくれるに決まってるじゃないか)」
( ´_ゝ`)「本音でてるぞ」
('A`)「なんで俺まで女装しなきゃいけないんだよ、くそが…」
(´・ω・`)「でも一番女の子ぽっくみえるよ」
('A`)「やるからにはちゃんとやらねぇと気が済まなかっただけだ…、ウツダシノウ」
(´・ω・`)「流石だね、ドックン。きっとクーさんも喜んでくれるよ」
('A`)「そんなことよりな…」
(´・ω・`)「ん?」
('A`)「認めないからな?お前のが女装とか絶対認めないからな!?」
( ´_ゝ`)(´<_` )
http://f2.upup.be/d/NcphCBPcWr
('A`)(´・ω・`)
http://f2.upup.be/d/e0z0WwPDsm
633
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 07:34:05 ID:Mzojozmg0
消費したお題
ウホッ☆男だらけの女装大会
川 ゚ -゚)への誕生日プレゼント女装大会。
クーは大喜びだったそうです。
オマケの女装
( ><)
http://f2.upup.be/d/HrmdafYkAR
(-_-)
http://f2.upup.be/d/dNTswT7VcP
634
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 08:12:03 ID:8N.nTfkY0
先生なんかサンリオのキャラクターが紛れ込んでます
ビロードが予想外に可愛くて何かに目覚めそう
乙です
635
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 09:49:55 ID:Mzojozmg0
>>634
(´・ω・`)「ただの女装だよ!」
そういえばまだ言ってなかった
あけましておめでとうございます
http://i2.upup.be/TY5mH1iarT
636
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 10:24:10 ID:chaXLcaIO
絵うまいな。あけおめ
637
:
名も無きAAのようです
:2012/01/07(土) 11:20:40 ID:GjX6N.w20
ヒッキー可愛いな、あけおめ
638
:
<^ω^;削除>
:<^ω^;削除>
<^ω^;削除>
639
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 20:58:31 ID:EXbQ45HY0
お待たせしました、本当に久々に本編を投下したいとおもいます。
残念ながら、最終回は上中下になる予定です。
今日は上だけ投下したいとおもいます。
では、投下します
640
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 20:59:44 ID:EXbQ45HY0
( *<●><●>)「今日もお花たちが元気で何よりです」
( ^ω^)「ワカッテマスー!こんにちはだお!」
( <●><●>)「おや、ブーン。こんにちは、お手紙ですか?」
( ^ω^)「おっ!」
( <●><●>)「いつもありがとうございます」
(*‘ω‘*)「あ、ブーンだっぽ!」
( ><)「ということは手紙ですね、誰からですか?」
641
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 20:59:52 ID:hOgjh0yA0
きたああああああああああ!!!
642
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:00:37 ID:EXbQ45HY0
( <●><●>)「シュー様からですね、城をしばらく空けるので留守番を頼みたいとのことです。」
( ><)「留守番ならクックルに頼めばいいですね」
( ゚∋゚)「別にかまわないが…」
(*‘ω‘*)「私も久々に行きたいっぽ!」
( ><)「ちんぽっぽちゃんが行くなら僕も!」
( <●><●>)「現金ですね…ビロードは…。」
(*‘ω‘*)「ワカッテマスも一緒に行くっぽ!」
( <●><●>)「えぇ、貴方達だけ行かせる訳には行きませんよ。ご飯的な意味で」
(*‘ω‘*)「(この間に王子と貞子がくっつけば…ぽっぽ!)」
643
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:01:42 ID:EXbQ45HY0
( ^ω^)「あ、そういえばワカッテマス達が来てから出発するって言ってたお」
( ;<●><●>)「え!?というか、行き先は?」
( ^ω^)「芸術の国って言ってたお」
( ;<●><●>)「あの国ですか…。じゃあ、早くいかなければ行けませんね。」
(*‘ω‘*)「貞子に王子のことよろしくって言ってくるっぽ!」
( <●><●>)「お願いします、ちんぽっぽ。私たちは用意しておきますから」
644
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:02:47 ID:EXbQ45HY0
川д川「…王子の今日の運勢は…」
ガチャ
(*‘ω‘*)「貞子ー!」
川;д川「あ…」
(;*‘ω‘*)「ぽっ!!占いしてたのかっぽ、ごめんだっぽ…」
川д川「大丈夫ですよ、ちんぽっぽさん。それよりどうしたんですか?」
(*‘ω‘*)「ぽっ、私たち城の留守番頼まれたからしばらく王子のことよろしくだっぽ」
川ー川「わかりました、気をつけて行ってきてくださいね」
(*‘ω‘*)「それと、王子ー」
(-_-)「ん?」
ボソッ
(*‘ω‘*)「チャンスだっぽよ」
(-_-)「…」
(;*-_-)「な、なに言ってんだ!!」
(*‘ω‘*)「ぽっぽw行ってくるっぽww」
川д川「行ってらっしゃいませ」
645
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:03:49 ID:EXbQ45HY0
バタン
川д川「王子、今日はもう占いできないです…。シャッフル何回したか忘れてしまったので…」
(;*-_-)「あー、気にしなくていいよ」
川д川「…王子、顔が赤いですが大丈夫ですか?」
(;-_-)「大丈夫!!全然大丈夫!!」
川д川「ならいいですが…」
(;*-_-)「(ちんぽっぽのせいで変に意識しちゃうじゃないか…!)」
646
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:05:16 ID:EXbQ45HY0
('A`)「さぁて、意気込んだのはいいものの…どうするか」
从 ゚∀从「俺は一番強い奴がいいな」
('A`)「兄者と弟者はどうする?」
( ´_ゝ`)「俺たちは楽なのがいいな」(´<_` )
从 ゚∀从「氏ね」
('A`)「んじゃ、自ずと決まってくるな」
647
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:06:41 ID:EXbQ45HY0
('A`)「鳥男がハイン、三人組が兄者と弟者」
('A`)「で、王子と占い師が俺…だな。」
( ´_ゝ`)「絶対博士が一番楽だろ、ズルい!」
(´<_` )「流石に空気よめ、兄者」
从*∀从「じゃあ、早速あいつらのいる城に…」
「待ちなさい」
从 ゚∀从「んぁ、なんでだよ」
「どうやら鳥男と三人組は本城にお留守番しているらしいわ」
('A`)「姫、なんでそんなことを知っているんですか?」
「さっきブーンが来て…」
648
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:08:07 ID:EXbQ45HY0
( ^ω^)『姫!』
『あら、ブーン、そんなに急いでどうしたの?』
( ^ω^)『実は……』
『へぇ…。ありがとう、でもどうしてそんなこと教えてくれるの?』
( ^ω^)『僕は自分の大好きなお姫様の願いが叶うならどんなことでもするお!それが例え、仕事上いけないことだとしても…』
『ブーン…、ありがとう』
(*^ω^)『おっ!』
649
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:11:15 ID:EXbQ45HY0
从 ゚∀从「ふぅ〜ん、あの郵便坊主なかなかやるじゃん」
('A`)「本当にブーンはいい子だな…」
( ´_ゝ`)「俺、絶対王様に脅されたんだと思うわ」
(´<_` )「俺も」
( ´_ゝ`)「だって、大好きなお姫様って…ww」
(´<_` )「wwwwww」
「あんたたちねぇ…」
从 ゚∀从「まぁまぁ、郵便坊主が良いこと教えてくれたことだし…」
('A`)( ´_ゝ`)「行くとしますか!」(´<_` )从 ゚∀从
650
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:12:55 ID:EXbQ45HY0
(-_-)「貞子、またその召喚魔法の本よんでるの?」
川*д川「はい!魔法使いにうまれてきたのなら、一度はすごいのを召喚してみたいですから!」
(-_-)「なるほどね」
川*д川「召喚できたら王子に最初に見せてあげますね!」
(-_-)「それは楽しみだなぁ」
川*д川「えへへ」
651
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:13:35 ID:EXbQ45HY0
(-_-)「(どうやったら貞子が魔法を使えるようになるのかな…)」
(-_-)「…ねぇ、貞子」
川д川「なんですか?」
(-_-)「僕も魔法の勉強したいな」
川;д川「お、王子がですか!?」
(;-_-)「ちょ…僕だって勉強ぐらいするよ!?」
川;д川「すいません!で、でしたらこの本とか…」
(-_-)「ふむふむ…」
川д川「…」
(-_-)「へぇ…」
川д川「…」
(-_-)「…」
(-_-)zzZ
川д川「(よかった、いつも通りの王子だ)」
652
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:14:34 ID:EXbQ45HY0
「「「「じゃんけんぽいっ」」」」
( ゚∋゚)「…」
( ><)「ということで、門番はクックルですね!」
( ゚∋゚)「これ交代あるよな?流石にずっと一人で門番はないよな?」
( ><)「交代なんかありませ〜ん、じゃんけんで負けたんだから諦めてくださいなんです」
(;*‘ω‘*)「ぽ…」
( <●><●>)「やめなさいビロード、ちんぽっぽにドン引きされてますよ。それと、夕食つくり終わったら私が代わりますから」
( ゚∋゚)「あぁ、わかった」
( ><)「チッ…」
653
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:15:44 ID:EXbQ45HY0
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)
( ゚∋゚)「(退屈だな)」
( ゚∋゚)「(狩りしたいな、それか決闘)」
( ゚∋゚)「(ヒッキーのペットになってから、平和すぎるな。いいことだが…)」
( ゚∋゚)「(平和は退屈だな…)」
654
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:16:26 ID:EXbQ45HY0
「いや、ちょ、あれはヤバイでしょ…」
「デカイデカイデカイ」
「うっせーな、てめぇーら、ぶち殺すぞ」
( ゚∋゚)「(なんだあいつら…。こっち来てるし)」
「おいっ、お前」
( ゚∋゚)「なんだ?」
655
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:18:02 ID:EXbQ45HY0
从 ゚∀从「お前がヒキコモリ王子の部下の鳥男か?」
( ゚∋゚)「部下…というか、ペットだが」
( ;´_ゝ`)「ペット!?」
(´<_` ;)「珍獣すぎるだろ…」
( ゚∋゚)「まぁ、俺が部下かペットかなんかどうでもいいが…」
从 ゚∀从「あん?」
( ゚∋゚)「あいつの名前はヒキコモリ王子じゃなくて、ヒッキーだ」
从 ゚∀从「…んなこたぁどうでもいいんだよ。まぁ、そんなことより…」
656
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:18:53 ID:EXbQ45HY0
从 ^∀从「俺と楽しいこと、しようぜ?」
ボンッ
( ;゚∋゚)「んな!?なんだこの白い煙は…!なにも見えん!!」
从 ゚∀从「お前ら、ここは俺にまかせてさっさと行け」
( ;´_ゝ`)「で、でも、ハインちゃん!」
(´<_` )「行くぞ、兄者、俺らにもやらなきゃいけないことがあるんだから。」
( ;´_ゝ`)「う…わ、わかった」
( ;゚∋゚)「くそっ、卑怯だぞ!!」
657
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:21:38 ID:EXbQ45HY0
(; ゚∋゚)「はぁはぁ、…やっと見えるようになった。一体なんだったんだ…」
从 ゚∀从「あれはただ石灰固めたのを爆発させただけだ」
( ゚∋゚)「…なんだお前、逃げなかったのか」
从 ゚∀从「ったりめーだろ、俺はお前と戦いに来たんだぞ?」
( ゚∋゚)「ほう…、それは楽しみだな」
从 ゚∀从「そういう訳だから、お手合わせよろしく」
658
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:22:30 ID:EXbQ45HY0
( ゚∋゚)「ふんっ!」
从 ゚∀从「うおっと」
( ゚∋゚)「オラッ」
从 ;゚∀从「ちょ、あぶねぇあぶねぇ!」
( ゚∋゚)「避けてばっかりじゃないか、お前本当は弱いんじゃないか?」
从 ゚∀从「はっ、俺の技を見てないからそんなこと言えるんだ」
( ゚∋゚)「ほう」
从 ゚∀从「今度はこっちからいくぜ!」
( ゚∋゚)「(とりあえずこいつがどんな技を使うのか、一回みてみるか…。)」
从 ゚∀从「おらよっ!!」
659
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:23:28 ID:EXbQ45HY0
ドカァアアアアアアアン!!!!
( ;´_ゝ`)「うわぁ、耳痛い!」
(´<_` )「あの女…、火薬の量おかしいだろ」
( ´_ゝ`)「それもハインちゃんの良いところだろ」
(´<_` )「あるあ…ねーよ」
660
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:25:43 ID:EXbQ45HY0
( //∋//)「…」
バタン
从 ゚∀从「あーぁ、残念だったな」
( //∋//)「…」
从 ゚∀从「せっかくだから、お前が負けた敗因二つおしえてやるよ」
( //∋//)
从 ゚∀从「一つはお前みたいな戦いバカは最初に敵の力量を見たがるから、一発目はわざとくらおうとする。」
( //∋//)
从 ゚∀从「だから一発目でドデカイのを食らわせれば良いだけの話…」
( //∋//)
从 *゚∀从「もう一つの敗因は相手がこのハイン様だったからさ!ウシシ、どーだ、決まったろ!?」
( //∋//)
( //∋//)zzZ
从 ゚∀从
从 ゚∀从「睡眠薬入れてたの忘れてた…」
661
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:27:06 ID:EXbQ45HY0
( ;<○><●>) 「な、なんの音ですか、今の爆発音は!!」
( ;><)「こわいんです!!」
(;*‘ω‘*)「クックル…!」
( ;<●><●>)「と、とにかく様子を見に…」
ガチャ
( ;<●><●>)「!?」
662
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:30:44 ID:EXbQ45HY0
( ;´_ゝ`)「うわ、一発で見つけちゃった」
(´<_` )「運が良いな、俺ら」
( <●><●>)「侵入者ですか…命知らずですね」
( ><)「バカな奴等なんです!!」
( ;´_ゝ`)「余程自信があるみたいだな…」
( ><)「ふふふ、そりゃ勿論」
( <●><●>)「私たちには心強い方がいますからね…!」
663
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:35:16 ID:EXbQ45HY0
( ><)「頼みましたよ、ちんぽっぽ(ちゃん)!!」(<●><●> )
(*‘ω‘*)「任せるっぽ!」
( ;´_ゝ`)「えぇ〜…幼女に頼るのかよ…」
スッ
(´<_` )「ま、例え幼女相手でも全力でいくけどな」
(; <●><●>) 「な…それは…鉄砲!?隣国にしかないはずでは…!?」
( ;><)「あわ、あわわわ…!!」
(´<_` )「ご名答ー、んじゃ、遠慮なく撃たせてもらうぜ」
(*‘ω‘*)「ぽっ?遠慮なくこいだっぽ!」
664
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:36:42 ID:EXbQ45HY0
ガバッ
( ;<○><○>)「ちんぽっぽ!!」
( ;><)「ちんぽっぽちゃんは守るんです!!」
(;*‘ω‘*)「ぽっ!?二人ともなにするんだっぽ!!」
(´<_` )「…美しい友情、だな」
カチッ
( ;><)「うわあああ!!」
( ;<○><○>)「っ…!!」
665
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:38:22 ID:EXbQ45HY0
ビチャッ
( ><)「…は?」
( <●><●>)「…」
(;*‘ω‘*)「二人ともなんか濡れてるっぽ!」
( <●><●>)「…あの、これどういうことですか?」
(´<_` )「ははは、これは鉄砲は鉄砲でも水鉄砲と言うものなんだ」
( ><)「…」
( <●><●>)「……ちんぽっぽ、やっておしまいなさい」
(*‘ω‘*)「勿論だっぽ」
(´<_` )「そうはいかないぜ、兄者!!」
( ´_ゝ`)「あいよっ」
666
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:39:58 ID:EXbQ45HY0
バサッ
(;<●><●>)「水の次は大きな布ですか…」
( ;><)「あ、あれ!?」
(;*‘ω‘*)「動けないっぽ!!」
( ;<●><●>)「え!?」
( ´_ゝ`)「ははは、これは水硬性樹脂を改良に改良を重ねてつくった捕獲用の布さ」
(´<_` )「この布は水和反応、つまり水に反応して固まるんだ。」
( ´_ゝ`)「博士の自信作だぜ」
667
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:42:49 ID:EXbQ45HY0
( ><)「何を言ってるのかまったくわかんないんです!!」
グッ
(#*゚ω゚*)「ふんぬっ!!」
( <●><●>)「どうですか、ちんぽっぽ」
(;*‘ω‘*)「ダメだっぽ…全然破れないっぽ」
668
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:43:41 ID:EXbQ45HY0
( ´_ゝ`)「にしても、意図も簡単に捕獲できたな」
(´<_` )「相手が水鉄砲を知ってなくて助かったな」
( ´_ゝ`)「まぁ、なんというか俺たち…」
( ´_ゝ`)「流石だよな!!」(´<_` )
( ;<●><●>)「くそっ…」
(; ><)「僕たちどうなっちゃうんですかぁ…」
(;*‘ω‘*)「ぽ…」
669
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:45:23 ID:EXbQ45HY0
(-_-)スヤスヤ
川д川「(そろそろご飯作ろうかな)」
川д川「(…にしても、王子の寝顔はいつみても癒されますね)」
川д川「…」
川д川「この時間が永遠に続けばいいのに…」
コンコンッ
コンコンッ
川д川「…ブーン君かな?」
670
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:46:24 ID:EXbQ45HY0
コンコンッ
コンコンッ
川д川「はいはい、今開けますよ」
ガチャン
('A`)
川д川
('A`)「やぁ、まっ」
ガッ!
('A`)「残念、閉めさせないぜ?」
川;д川「っ…」
671
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:47:33 ID:EXbQ45HY0
('A`)「久し振りだな」
川;д川「お引き取りください」
('A`)「それは出来ないな」
川;д川「何しに来たんですか…」
('A`)「ヒッキー王子からお前を奪いに来た」
川;д川「王子には手を出させません」
('A`)「…じゃあ、賭けをしよう」
川;д川「賭け…?」
672
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:52:53 ID:EXbQ45HY0
('A`)「おう、俺は暴力も科学の力も一切使わずお前をヒッキー王子から奪ってみせるぜ」
川;д川「そんなばかな…」
('A`)「まぁ、みてろ。で、勝敗の付け方だが、ヒッキー王子が一歩でも城から出れたなら、俺の負けでいい。」
('A`)「ただし、ヒッキー王子が城から出れなかったら、俺はお前をさらう。どうだ?お前に有利な賭けだろ?」
川д川「…もし、その賭けを断って、私があなたと戦うことを選んだら…?」
('A`)「王子にも危害が及ぶかもな。賭けにのるなら俺は絶対に王子に手をださない」
川;д川「…わかりました、その賭け、のります」
('∀`)「そう言ってくれると思ったよ」
673
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:54:13 ID:EXbQ45HY0
('A`)「まぁ、一応逃げないように拘束させてもらうぞ。あ、後騒いだりとかすんなよ?」
ギュッ
川;д川「くっ…」
('A`)「さぁて、後はヒッキー王子を呼びに…」
ガチャ
(-_-)「ふわぁ…、貞子、誰か来てるのー?」
川;д川「王子…!」
('A`)「ナイスタイミングですね、ヒッキー王子」
674
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:55:52 ID:EXbQ45HY0
(-_-)
(;-_-)「えっ、なっ、お前貞子に何してるんだ!!てか、誰!?」
('A`)「こんなかたちで会うのはとっても不本意ですが…、私は隣国の科学者、ドクオと申します。」
(;-_-)「か…科学者?」
('A`)「今日は王子に頼みたいことがありまして」
(;-_-)「な、なんだ」
('A`)「単刀直入に言うと、我が国の姫と結婚して頂きたいのですよ」
(;-_-)「断る」
675
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:57:52 ID:EXbQ45HY0
('A`)「まぁ、そう言わずに。それに…」
グイッ
川;д川「きゃっ」
('A`)「今、どちらが不利な立場かはお分かりでしょう?」
(;-_-)「…!」
('A`)「でもまぁ、私も鬼ではありません。ヒッキー王子が望むならチャンスを差し上げますよ」
(;-_-)「チャンス…?」
676
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 21:58:43 ID:EXbQ45HY0
('A`)「えぇ、もしヒッキー王子が私と戦って勝ったのなら、姫との結婚もしなくていいですし、この占い師も返します」
('A`)「ただし、戦う場合は城の外に待機させている科学兵器を使わせて頂きます。」
(;-_-)「科…学…兵器…」
('A`)「もし、大人しく我が国の姫と結婚してくださるのなら、科学兵器も使わずにすむんですがねぇ…。」
(;-_-)「…貞子は、どうなるんだ」
('A`)「この占い師には最高の暮らしをご用意いたします。彼女が望む物はなに不自由なく用意しますよ」
677
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:00:38 ID:EXbQ45HY0
('A`)「姫と結婚するのも、占い師を手放すのもお嫌でしたら、外で戦いましょう」
('A`)「どうします?」
(;-_-)「…くっ」
('A`)「さぁ、王子!」
(;-_-)
(-_-)
( _ )
678
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:01:34 ID:EXbQ45HY0
「…分かった。姫と結婚しよう」
.
679
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:03:12 ID:EXbQ45HY0
('A`)「……。」
川;д川「王子…?」
( _ )「だから早く、科学兵器を持って帰ってくれ」
('A`)「…いいんですか、王子。科学兵器だけじゃなく、この占い師も連れて帰ってしまいますよ?」
( _ )「…あぁ」
川;д川「王子…王子!!」
( _ )「貞子」
川;д川「は、はいっ…」
(-_-)「幸せになってくれ、今まで迷惑かけてすまなかった」
川;д川「あ…」
('A`)「ほら、行くぞ。」
川;д川「そんな、王子…!!私は王子の側にいるだけで…」
('A`)「では、失礼します」
バタン
680
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:04:40 ID:EXbQ45HY0
('A`)「…本当は、科学兵器なんて一つも持ってきて無かったんだけどな。窓をみりゃ、嘘だって分かっただろうに」
川д川「…王子は、自分が科学を信じてしまったら私が消えてしまうから、だから…」
('A`)「だからお前を見捨てたってか?」
川д川「王子は私を見捨ててなんかないです!!」
('A`)「だったら何で戦おうとしないんだよ。本当にお前が大切なら、科学を目の前にしたとしても、戦おうとするだろ」
「……」
(;'A`)「あー……、いや、悪かった、あの…」
(;'A`)「は、ハンカチいるか?」
川;д;川グズッ、エグッ…
681
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:06:15 ID:EXbQ45HY0
(-_-)
川;д川『私、消えるのは怖くありません。ただ、ヒッキー君の記憶から消えてしまうのだけが怖くて、悲しいんです…!』
『なんでだよ、城に帰ってこいよ!!』
『…お前、そんなに自分に自信ないのか?』
『そんなに貞子ちゃん信じられる自信ねぇかって言ってんだよ!』
『お前に自信があるんだったら別にこんな所に籠もんなくたって科学なんかに負けねぇだろ!』
『この臆病者! 城に戻ってくるまで絶交だ!戻ってきたら俺 に土下座しろ!ばぁか!』
682
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:07:15 ID:EXbQ45HY0
( _ )「僕は…」
( _ )「僕は本当にバカで臆病者だ…」
ガチャ
(;-_-)「…っ!」
「お久し振りですね、王子」
(;-_-)「君は…」
683
:
【頂上決戦】
:2012/02/03(金) 22:09:45 ID:EXbQ45HY0
「ずっとずっと、この時をまってました。」
ガサッ
(-_-)「…久しぶりだね」
(-_-)「デレ姫」
ζ(゚ー゚*ζ
684
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 22:13:38 ID:EXbQ45HY0
・消費したお題
頂上決戦
・残っているお題
君から見た世界
それでも
幼少時代
科学の最先端と魔法の最先端
頂上決戦なのに決戦してないじゃんとか言わないでください、ごめんなさい。
今日の投下はここまでです、質問などありましたらどうぞ。
685
:
名も無きAAのようです
:2012/02/03(金) 23:01:20 ID:hOgjh0yA0
乙乙!
続きも楽しみにしてます
686
:
名も無きAAのようです
:2012/02/04(土) 19:00:42 ID:Nwikjq7YO
面白かった
完結はどのくらいを予定してる?
687
:
名も無きAAのようです
:2012/02/04(土) 22:27:59 ID:X2lb95N.0
>>686
中は大体書けてるので、近いうちに。
下が少し悩んでいますが、できれば今月中に終わらせたいとは思ってます。
あくまで予定ですが。
688
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:28:19 ID:W5o9dWqA0
では、最終回の中を投下します。
689
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:30:28 ID:W5o9dWqA0
チュンチュン
(-_-)「ん、朝か…」
ガチャ
(-_-)「貞子、今日のご飯…」
ζ(゚ー゚*ζ「お早うございます、ヒッキー様!」
(-_-)「あ…」
690
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:30:32 ID:FZbUHb2c0
きたか
691
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:32:35 ID:W5o9dWqA0
ζ(゚ー゚*ζ「どうかしましたか?」
(-_-)「…いや、おはよう」
ζ(゚ー゚*ζ「おはようございます!」
(-_-)「ん…」
ζ(゚ー゚*ζ「朝御飯できてますよ!」
(-_-)「じゃあ、いただくよ」
692
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:34:11 ID:W5o9dWqA0
(;-_-)「ねぇ、なんか変な匂いしない?」
ζ(゚ー゚*ζ「そうですか?はい、どうぞ、召し上がれ!」
(;-_-)「……これ、なに」
ζ(゚ー゚*ζ「スクランブルエッグです!」
(;-_-)「…次からは僕が作るね」
693
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:35:23 ID:W5o9dWqA0
('A`)「貞子、起きろ」
川д川「…いやです」
('A`)「いいから、ほら」
川д川「…」
694
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:35:46 ID:gckpnQ6A0
いざ姫の顔が出てくると見慣れないな
695
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:36:05 ID:W5o9dWqA0
('A`)「どーだ、この城、意外と科学品ないだろ」
川д川「はぁ…」
('A`)「お前のために色々整理したんだ」
川д川「そうですか…」
('A`)「で、この部屋をみて欲しいんだ」
ガチャ
川д川
川;д川「何で、魔術品がこんなに!?」
('A`)「魔法書も腐るほどあるぜ」
川;д川「すごい…!」
696
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:36:50 ID:W5o9dWqA0
('A`)「全部お前にくれてやる」
川;д川「えっ?!」
('A`)「他にも欲しいもんは何でも用意してやるよ」
川д川「…。」
川д川「…私が欲しい物なんて、一つしかありませんよ」
('A`)「…。」
697
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:37:34 ID:W5o9dWqA0
ガシャガチャ
( ´_ゝ`)「博士、あの四人組ははなれの塔に幽閉しといたよー」
ガチャキュキュッ
(´<_` )「護衛もたくさんつけといたから大丈夫だとおもう」
('A`)「そうか、ご苦労様」
キュイーンガシャガチャ
( ´_ゝ`)「…ところで、博士は何作ってるんだ?」
キュッ
('A`)「…ヒッキー王子のロボット…」
(´<_` ;)「なにしてんだ博士…」
( ´_ゝ`)「せっかく好きな子手に入れたんだから、ロボットに頼らない方がいいんじゃないか?」
('A`)「お前に正論言われるとなんか凄くムカつく」
( ´_ゝ`)「なにそれひどい」
698
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:38:34 ID:W5o9dWqA0
('A`)「…ってか、あの爆発女は?」
(´<_` )「あぁ、四人組倒して城を守る人がいなくなちゃったから城の護衛してるよ」
('A`)「なるほどな、後で飯持ってかなきゃな、あいつが飯作ると爆発させるからな」
( *´_ゝ`)「じゃあ俺が行く!!」
('A`)「ん、よろしく」
(´<_` )「じゃあ俺は四人組に飯持ってくわ」
699
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:39:46 ID:W5o9dWqA0
ガチャ
(´<_` )「ご飯だぞー」
(#*‘ω‘*)「ここから出せっぽ!!」
(´<_` )「まぁ、すぐ帰れるからしばらく我慢してくれよ。それに部屋だって、最高級のおもてなしなんだから、文句ないだろ?」
( #><)「文句ありまくりです!!いつ帰してくれるんですか!?」
(´<_` )「まぁ、ヒッキー王子と姫の結婚式が終わったらだな」
700
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:40:44 ID:W5o9dWqA0
( ;<○><○>)「!?
嘘ですよね!?王子が姫と結婚なんて!!」
( ;><)「嘘に決まってるじゃないですか!!王子には貞子さんと言う将来のお相手がいるんですから!!」
(´<_` )「その子なら今うちの城にいるけどな」
(;><)「なんですとぉおお!!」
(´<_` )「ま、そういう訳だから、君ら四人が変な真似したらその子がどうなるか…わかるよな?」
701
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:41:24 ID:W5o9dWqA0
(´<_` )「…と言っても、一番強そうな奴はまだ目をさましてない見たいだがな」
( -∋-)zzZ
( ><)「クックル…」
(´<_` )「ま、そういう訳だから、大人しく飯でもくってな。じゃあな」
バタン
(; ><)「貞子さんを人質にとられてちゃ、どうしようも出来ないんです…」
(;*‘ω‘*)「ぽー…」
702
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:42:57 ID:W5o9dWqA0
ζ(゚ー゚*ζ「あぁ、私はなんて幸せなんでしょうか!きっと今世界中の誰よりも幸せですわ」
(-_-)「そう…」
ζ(゚ー゚*ζ「ずっとずっとヒッキー様と結婚したいと思っていました」
(-_-)「それは知ってるよ」
ζ(゚ー゚*ζ「王子が望むなら、私はずっと王子と一緒にこのお城から出ないでくらします!それに、もちろん科学なんて使いません!」
(-_-)「ねぇ…、どうしてそこまでして僕じゃなきゃいけないの?」
ζ(゚ー゚*ζ「私がヒッキー様を愛しているからです」
(-_-)「何で?」
ζ(゚ー゚*ζ「それは…」
703
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:44:00 ID:W5o9dWqA0
幼い頃、私は色んな人から美しいと言われました。
父は私を自慢するために、私をいつも側に置いていました。
そんなある日…
(-@∀@)『やぁ、フォックス君、きたよー』
爪'ー`)y-『来て欲しくなかったけどな』
(-@∀@)『ひどーい、あ、その子が噂の娘さん?』
爪'ー`)y-『そういうこと、可愛いだろ』
(-@∀@)『可愛いねー』
704
:
名も無きAAのようです
:2012/02/08(水) 23:44:00 ID:qMYaEQAY0
きたー!支援!
705
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:45:22 ID:W5o9dWqA0
『…だれ?』
爪'ー`)y-『このおじさんはね、芸術の国の王様なんだよ』
『じゃあ、私の似顔絵描いて』
(;-@∀@)『いや、僕は絵だけは本当に苦手なんだ、彫刻でいいかなー?』
爪'ー`)y-『おい、アサピー、描けよw』
(;-@∀@)『絵は本当に駄目なんだって!!うちの子に描かせようよ!うまいからさぁー』
爪'ー`)y-『お前が出来ない事やって欲しいんだよw』
(;-@∀@)『えぇ…』
『描いてよー』
(;-@∀@)『うぅ…』
706
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:47:19 ID:W5o9dWqA0
(;-@∀@)『できたよ…』
爪'ー`)y-『どれどれ…』
【ζ゚-。)3】
『?!』
(;-@∀@)『うわぁあああ!!本当にごめんねー!』
爪'ー`)y-『下手くそすぎるだろww』
707
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:48:17 ID:W5o9dWqA0
(#-@∀@)『そんなに言うならフォックス君、描いてみなよ!!』
爪;'ー`)y-『え』
『お父さん、私あんな顔なの…?』
爪;'ー`)y-『そんなことないよ!!』
『じゃあ、お父さん、私の本当の顔かいてよ』
爪;'ー`)y-『ははは、よぅし、まかせろ…はは…』
708
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:49:00 ID:W5o9dWqA0
ボソッ
(;-@∀@)『ねぇ、フォックス君、バカにしたってことは僕よりは上手く描けるんだよね?』
爪;;'ー`)y-『…描けるわけねーだろ』
(;-@∀@)『ええええ!?どーすんのさぁ!!』
爪;'ー`)y-『うるせぇ!!ここは父親の意地だ!!可愛くかいてやるぜ!』
709
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:50:17 ID:W5o9dWqA0
(;;-@∀@)
爪;;∀ )y-
『かけたぁ?』
爪;'ー`)y-『見るな!これは失敗作だ!!』
『やだぁ、みる!!』
爪;'ー`)y-『アサピー、パスっ!!』
(;-@∀@)『ナイスパス!!』
『見せてよー!!』
(;-@∀@)『今度うちの子が描いた絵持ってくるから、これは駄目…』
710
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:51:06 ID:W5o9dWqA0
ヒョイッ
(-@∀@)『えっ』
('A`)『大の大人が何小さな子供いじめてるんですか…。地獄に落ちますよ?』
爪;'ー`)y-『ぎゃああああ!!それを返せ、ドクオ!!』
『ドクオ、見せて!』
('A`)『はい、姫』
爪;'ー`)y-『うわあああ!!やめ、アッー!!』
711
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:51:52 ID:W5o9dWqA0
『………』
(;'A`)『な、なんですか、これは!!悪魔の絵ですか!?』
『う…』
『うわあああああん!!私はこんな顔なんだ、うわあああああん』
(;'A`)『え、え!?』
爪; ∀ )y-『あーぁ…』
(;-@∀@)『今度うちの子に描かせた奴持ってくるから…』
712
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:52:37 ID:W5o9dWqA0
ζ(゚ー゚*ζ「その時から私は醜い顔を隠すようになりました。当時の顔は今でも思い出したくありません…」
(;-_-)「だから顔隠してたのか…」
ζ(゚ー゚*ζ「そこで、ヒッキー様の登場ですよ!!」
(;-_-)「え?」
713
:
【幼少時代+君から見た世界】
:2012/02/08(水) 23:53:52 ID:W5o9dWqA0
爪'ー`)y-『やぁ、シュー、久々だな』
lw´- _-ノv『あぁ、久々だね、それよりお前のご自慢の娘も来てるんだろ?どこだ?』
爪;'ー`)y-『あー、それなんだが…』
『…はじめまして』
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