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ナンダって片想い

27羅歌月:2015/11/22(日) 21:53:03
「あっ、重本さんじゃん!話し掛けて来いよ!」

うるせえ……。あっ、いけね。ちょっと
とある事情で友達3人に好きな人がバレる
という最悪な事態になってしまった。

「早く話し掛けなって。」
「あれ、聖斗は?」
「ここだよ!」
「聖夜、お前同じ委員会なんだから、
話し掛けたら?」
「いや、話したことねえし!!」
「いや、イケるだろ?長谷川関係で。」
「なんでだよ!!」
「僕も知り合いじゃないし、はい!
千葉くん!行きましょう!」
「えっ……重本さん!」

俺は思いきって重本さんに話しかけた。
重本さんはこっちを見るなり、
「あっ、先輩!」と笑いかけてくれた。
それがどうしようもなくかわいくて、
俺は少し下を向いた……………。

「ねえねえ。」
「はい?」
「重本さんって何部?」

一応、知っているけど、聞いてみよう。

「えっ?あ、あの、合唱部です…。」
「合唱部なんだ!へえ〜、ねえ、
これから部活?」
「あっ、はい………!」
「そっか、がんばってね♪」
「はい!ありがとうございます!」

あぁ、可愛いな。重本さん。
俺までつい笑顔になってしまう。
冷静を装ってはいるが、とても、
ドキドキしていて、死にそうだ。

「あ、あの、先輩!この前の合唱コンクールは
ありがとうございました!」
「えっ?な、なんのこと?」
「あ、わからないなら大丈夫です。」
「重本さん、じゃあね♪」
「はい!先輩!さよなら!」

そう言って重本さんは部活へ行った。

「可愛いな〜、重本さん……。」
「お前、好きすぎだろ!」
「ちょ!お前、重本さんに聞こえるって!」


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