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ヤンデレの小説を書こう!@避難所 Part06
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「先輩、ここのところ何かあったんですか? 様子が変でしたよ」
後輩が気を使ってくれたので、俺はついついストーカーのことについて話してしまった。
話しているうちに目頭が熱くなってきて、終いには泣いて、彼女に背中をさすられる始末だ。
それくらいすり減ってたということだから、まあ、かんべんしてほしい。
「先輩、私に名案があるんですけど」
俺が話し終えると、後輩は頼もしい笑みを見せた。
「ストーカーも恋人が居ると分かれば、やめると思うんですよね」
そんな上手くいくもんか。第一、余計な刺激を与えてそれこそ、ナイフだの突きつけられたらどうすんだ。
そう、俺がそのまま言うと彼女はトンと自分の胸を拳で叩いた。
「大丈夫です。絶対。それに、先輩はそんなモテませんよ」
意味は掴みきれなかったが、俺はその言葉を聞いてとても安心した。情けない。
後輩の作戦はこうだった。一晩、俺の部屋に泊まる。それだけ。
あくまで恋人っぽくとのことで、本当に大丈夫なんだろうかと首を傾げた。
でも、後輩に郵便受けを確認に行ってもらうと何も入ってなかったらしいし、
無言電話も来ないまま夜を迎えた。
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