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ヤンデレの小説を書こう!@避難所 Part06
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「ふぅ……。また冗談ですか」
往々にして、彼女はこういうジョークを出してくる。
いつかの時も、そうだったような。
「えへへー。でもこれで私と君は一枚岩だ」
「あー、聞いて損した」
それは年賀状が一枚なのと掛けてるギャグなのかと、突っ込む気も起きなかった。
「もう! そんなこと言うならお雑煮出さないよー!」
「それだけは、お代官様!」
言葉とは裏腹に、彼女の表情は笑顔だった。
こういっては何だけど、僕たちはお似合いなんだと思う。
……たぶん。
誰に言われるまでもなく、出されたお雑煮を一口すする。
「そうそう、一つ忘れてた」
また低くなった声色に、首を振り向けた。
口に入った長く黒い髪の毛を取り出しながら。
間違いなく彼女のモノだ。
たまに……というか、ほとんど入っている。
要するに、おっちょこちょいなのだ。
それが分かるぐらいには、隣同士の付き合いがある。
もう気にはならなくなったのだけど。
「今年、君の職場に入った女がいるようだけど」
「ほへが、ほほしたの?」
ちょうどお餅を噛んでいたため、ちゃんと発音はできなかった。
けれど、なんとなく意図がわかったのだろう。
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