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ヤンデレの小説を書こう!@避難所 Part06
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「あーっ、君は照れてるな」
「ちがっ!」
彼女がもう一度、「照れてるな」と付け加えて微笑む。
「はいはい、照れてる照れてる」
「今度は私の真似マネかな?」
「ちげぇよ」
端から見たら、僕らはどういう風に見えるのだろうか。
「なぁ、気になったんだけどさ」
「何々?」
間髪を容れず答えながら、今度はさっきと逆の方へと首を揺らした。
次いで、見とれるほど黒く美しい髪も傾く。
その視線は、観察しているように自分へと向いていた。
「ほら年賀状で、同じ枚数って言ったじゃんか?」
だから恥ずかしかった。
彼氏はいるのかとか、これからの予定とか……問いかけることが。
「うんうん、言ったよぉ。他にも君と私は色んなことが一緒で」
「いやいやいや、そうじゃなくて」
口早にしゃべり始めた彼女を止める。
「僕さー、昔はもっとたくさん枚数もらってたんだけどさ」
「ふぅん」
「もしかして疑ってる?」
それとも、彼女自身が一枚しか来ないのを気にしているのだろうか。
本当は、特定の誰かから来る予定だったとか。
目の前の女性は、そう思っても当然なほどに見栄えが良かった。
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