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ヤーディシア連邦設立会議
12
:
ノイエ・ヴァレニエ王国
◆0kEzUbPFq6
:2015/11/11(水) 22:44:20
これは聡明と知られる閣下の発言とも思えませんな。
我が国が主張しているのは"現況"ではなく十分来る恐れのある事項に基づくものであり、希望的観測でもありません。
主権を対等とする以上、これが意味するのは相互の独立保障に他なりませんし、これを脅かす存在があるのであれば集団的安全保障の定義からいって、その存在は自然と排撃されるでしょう。
権威と仰いましたが、ヤーディシアに関わる全ての国が、連邦という秩序の下で対等であって、そこには帝国のような一国家の意向が連邦に反映されるものではありません。
連邦で議決されたものは即ち世界各国の意見の集大成であり、権威との指摘には全く当たりません。
世界の平穏を乱す国があれば、各国は一致して取り締まらなければならない。而して、主権が保証されている以上、議決された内容に必ずしも従う必要はなく、裁量権は各国にあります。
これが新秩序の正しいあり方であって、対して帝国はどうだったでしょうか?世界各国の意見を問う事は果たしてあったでしょうか?民族自決の原理を尊重したことは?
いいえ、ありません。それはヴォスメール会議の皇帝の発言から明らかです。帝国は明らかに帝国のみを唯一絶対の法と定めている。仮に、前述の権利を帝国が保証するとして、その保証人には誰がなるというのです?
連邦の下ではその保証人は世界の各国であります。帝国の下では、保証人はただ帝国一国であります。そしてその保証は、帝国の匙加減一つで消し飛ぶことすら有り得ます。
また私は"帝国は連邦を認めようとしない"とは言いましたが、連邦を認め、連邦の一員として加わるも加わらないのもその選択権はあくまで帝国にあります。
我々にあるのではありません。帝国が連邦を認めない、これ次第が帝国が"旧時代への回帰"を求めている事に他ならないではありませんか。それ以外に何があるというのです?
帝国から裏切りと見做されるかもしれない。この意見次第が、そもそも"帝国を権威"と認める主張に他ならないという事に、あまりに無自覚で不見識でしょう。
我々はすでに帝国の言いなりではない。少なくとも我が国は。貴国が帝国の言いなりになるというのなら結構、好きになさるがよろしい。
ヴォスメール会議を主催した結果がどうであったか?――答えは明らかです。皇帝は鮮明に、帝国を権威とする時代への回帰を求めました。帝国こそ絶対唯一の法であると。
皇帝が民を顧みた事があったか?――ありません。帝国ではすでに直近で二度以上食糧危機がありましたが、一度目の危機にも関わらず施策を怠り、各国の支援を権力者の私腹を肥やすために使いました。
民を顧みない皇帝が、果たして領邦を顧みることがあるとでも言うのでしょうか。
連邦を結成してまで交渉する必要はなく、各国の自由に基づいてグラーンダ王国と交渉するのも自由でしょう。私はあくまで"どのような国かヤーディシアの歴史上定かでない"との意見を述べたに過ぎず
彼らに世界各国との平和を求める心あらば連邦に加わって頂くのもよいではありませんか、と述べているのです。何も彼らを世界の部外者扱いしようという話ではありません。
閣下、そもそも閣下は集団安全保障の概念からして誤解なさっているのです。独立保障は単なる保証に過ぎません。そこには担保はないのです。独立保障は各国の外交政策の如何によって容易に破綻をきたすのです。
対して集団安全保障機構は、集団安全保障の枠組みに関与する国全てによって担保が用意されるのです。これは各国の外交政策の如何によって容易に破綻するものではありません。
"叛意"とした時点で、ルーンラント公国は帝国を頂点とする旧来の秩序を望んでいるとしか私には解す事が出来ません。叛意とは何でしょうか?ルーンラント公国が真に独立国とあらんとするならば、帝国と対等でなければならないのでは?
私には閣下の仰る事が破綻しているとしか解せませんし、あまりにも現実を直視しない空想論に終始している印象を拭えません。
帝国を頂点とする枠組みにおいては秩序は権威足りえますが、連邦を頂点とする枠組みにおいては秩序は各国の総意であります。それをご理解頂けないなら無理をしてまで参席頂く必要はありません。
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