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658穂産姉妹神大社:2011/11/13(日) 04:49:03 ID:bJBnsqT6
>>656
日子神は遠目からでもわかる、巴津火に引き継がれた邪心を見た。
しかし、光がなくなって意思だけが込められたこの瞳が動じることは無く、
ただまっすぐに向こうの神代と面しているだけであった。

「くすくす、利用、ですか。確かにそう言えば反転してしまいますね」

日子神の言葉を代弁するかのように、
立ち尽くしたままの神代は口角を先ほどよりも上げて、
こちらも彼女に視線を送っている。

「我は士通冬、破邪の神なり。
 一切の邪、一切の不義を消しさる」
「どのような武器であっても、何が残されても本当は、
 使う者だけが行動の義を持っているのです。
 それに私は、同士打ちとなってももとより止まる気はありません」

巴津火の逆心の力も届かないほどに、
穂産姉妹神の心は硬く、そして揺るげないものと変わってしまっていた。
日子神が巴津火に命令を執行せず、
代わりに士通冬にさらなる追撃として、片方の鎌を巴津火の足元に刈り取らせた。

どうやら彼女は同志討ちを物とも思わず、
巴津火を敵として判断したようである。
そして巴津火が負うべき同志討ちによる不義は、穂産姉妹神への反逆となった。

>>657
足場を失くしたことによって回し蹴りはあきらめる。
しかしそこは守護神、すぐ飛び上がった姿勢から、
構えは既に行われていた掌底を稀璃華に放つ。

「排除とは護衛の一義ですよ少年。
 それに、意を複数持つ様な不純な行動で、己の意思をしかと持てるのですか?」

そして掌低の最中に下の槍は複数折られ、
彼女の着地のエリアはもう確保されていた。
さらに上段蹴りを着地とともに放つ準備も。


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