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イベント優先スレ
652
:
穂産姉妹神大社
:2011/11/13(日) 03:22:31 ID:bJBnsqT6
>>649
->>651
「悪いな巴津火。たぶん縛るなんてことはできねえよ。
おらがたぶん殺しちまうからな」
後ろ手で手を振りながら、農夫は呑気な口調で答える。
きっと巴津火がこちらへひと段落済ませて来ようとも、
農夫はきっちり夏津燈を仕留めてしまって甲斐がなくなるだろう。
今までのそののどかな調子で誤魔化されてきたが、
神代を除いたこの一派の中で農夫は、
もっとも戦闘、それに関しては傍若無人、悪辣非道なのである。
槍によって放たれた稀璃華の二撃は、
土壁を大きく振動させて、さらにその閃きの形どおりに貫通させた。
その穴の奥には、白い、神服を着た人影がちらりと見える。
「油断してはいけませんよ少年。
吾輩の名前は春宇知厄、あなたを屠って見せましょう」
そして、壁に穴をあけて巴津火の元へ着地しようとした瞬間、
稀璃華の右側から突然、人の背丈の倍ほどの女性が現れた。
稀璃華が気づいて何かの反応をしようとする前に、
既に攻撃の構えをしていた春宇知厄は、強力な正拳を腹部へと放った。
強烈すぎるその威力で、稀璃華は本殿前から大きく離れた場所に、
かなりの速度を持って飛ばされるだろう。
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